神奈川で大型バスを使ったテロ対策訓練

２０２０年の東京オリンピックの会場となっている神奈川県の江ノ島周辺でテロが発生したという想定で、対策訓練が行われました。

　訓練は、江ノ電バスのＭＰ３系エアロスターを待っている乗客に、２１０系クラウンマジェスタから降りたテロリストが刃物で襲いかかったという想定で行われ、警察や消防、江ノ電バスの職員などおよそ５０人が参加しました。エアロスターの運転手がドアを閉めてテロリストを中に入れないようにしたり、警察官がテロリストを引き付けて、その間に乗客を避難させるといった場面もありました。
　警察は「輸送手段を狙ったテロに対して、関係機関と連携し、初動対応での能力向上を図りたい」としています。