もう6月も終盤だけど、ゴールデンウィークの話をさせて。
いまさら感はあるけど、どこかに記しておかないとすぐ忘れちゃうから。
毎日、暇なはずなのに何してるのかしら私
今年の4月の終わり、ゴールデンウィークに入ってすぐの鎌倉へ、夫と一泊旅行してきました。
中年夫婦の朝は早いので、鎌倉駅には8時半には到着。
早めに着いたので、混む前にまず向かったのは鎌倉と言えばここでしょう。
鶴岡八幡宮
小雨が降る中、早い時間に参拝。
まだ参拝客も少なく、厳かな雰囲気。
本宮
御祭神
応神天皇、比売神、神功皇后
「いざ鎌倉」となったら、まず源頼朝公ゆかりのこちらは外せないでしょう。
八幡宮の八の文字が鳩。
鳩は八幡様の使いなのだそう。
社務所で見た、白鳩の土鈴も可愛かったな。
(買えば良かった…いつも言ってる)
若宮も参拝。
御朱印男子の夫はきちんと御朱印をいただきました。
宝物殿も拝観して、延命長寿のご利益がある竹内社にも、しっかりと手を合わせてきました。
嬉しくて、楽しくて、はしゃいでいたら、撮り忘れていました
観光あるある。なのは私だけでしょうか?
白旗神社
源頼朝公と実朝公をお祀りしてます。
2010年に強風で倒れてしまった、樹齢1000年を超えていた大銀杏。
ひこばえの「子銀杏」は成長中でした。
それを守るように、銀杏の前には、ほんのり微笑むような狛犬。
ここの狛犬は狛犬マニアには「階段落ちの狛犬」と呼ばれて有名らしい。(しかし、色んなマニアがあるな)階段の上で向かい合っていたのが、いつの頃からか降りた場所で正面を向いて置かれたらしい。
そんなマニア情報知らなかったけど、心惹かれて、写真を撮りたくなるような古くて味のある狛犬。
平家池の睡蓮には、まだ早い時期だったけど、今頃は見頃かな?
花びらがたくさん水面に落ちていました。
源氏池では鳩がたくさん。
鶴岡八幡宮で観る白鳩は、何やらありがたい気持ちがします。
明らかに撮られ慣れてる白鳩🕊️
ポーズをとってくれてありがとう。
お社の後ろには、夫婦円満の御利益があるという、【政子石】があり、しっかりとお願いと感謝を伝えてきました。
次に向かうのは、今回初めて行く場所。
歩いて向かっていたら…
その道中で、行きたかったけど、待つのが嫌で諦めていたカフェが、1時間も早く開店してるのを発見💡
限られた時間の観光では、インスタ映えより、御利益優先な熟年夫婦観光では、どうしてもオシャレカフェは後回しになりがち。
いつも素敵カフェの待ち時間がもったいなくて、諦めていたけど、並ばずに入れるなら行くでしょ!
茶房「雲母」
白玉クリームあんみつと、抹茶白玉クリームあんみつ。
美味しかった♪
店内はキラキラ女子がいっぱいでしたが、お隣に座ったファミリーの中の娘(推定年齢たぶん23歳)がお父さん(同世代)に
「ここはいつもすごく並んで、なかなか食べられないんだからね」
と、しつこいくらい念入りに「食べられて良かったね」と言っていて、「嬉しい。ありがとう」と喜んでいるお父さんを見てほっこり
店員だけでなく、客層含めて、素敵な空間でした。
心もお腹も大満足。
佐助稲荷神社⛩️
頼朝公に命じられて、「隠れ里の祠」を探し稲荷神社を再建させたと伝えられています。
頼朝公が若い頃、兵衛佐で佐殿と言われていて、佐殿を助けた神様と言うことで、佐助稲荷神社と言う名前になったそう。
征夷大将軍まで上りつめたことにあやかって、出世稲荷とも言われて信仰を集めている…
是非とも行かねば。
主婦が何から出世したいのか、我ながら分からんが。
行きたかったから嬉しい!
緑がいっぱいで、鳥の囀りが聴こえる中、神秘的な雰囲気が漂います。
本宮の裏山をまわります。
色々なお顔をした、たくさんの狐。
一つ一つに願いや祈りが込められていると思うと、信仰は心の支えになることや、想いの数はたくさんあることを改めて感じたりしました。
佐助稲荷神社をあとにして、向かう道中、
「空いていたら行こう」くらいの気持ちで店の前を通ったら…またすんなり入れました。
「カフェ グラ」
私はアップルパイとフレーバーティー。
その他にも単品で頼んだけど、秒で私のお腹に納めたので撮り忘れた。
夫はコーヒーとわらび餅。
こちらは、週3日くらいしか空いてなくて、店主のご婦人一人で切り盛りしてます。
手作りのお菓子と、心尽くしのおもてなし。
古い民家を改装してあり、靴を脱いで、お宅にお邪魔するスタイルの喫茶店。
少し小洒落た古くからある家具や小物があって、懐かしくもあり、落ち着く気持ちにもなり…。
なんか、子供に戻って、おばあちゃんのお友達の中で、一番ハイカラな人のお家に遊びに行ったみたいな。
そんな雰囲気の喫茶店。
伝わりますか?
お客様は外人が半分。
私達ふくめ、熟年夫婦が半分。
キラキラ女子は居ないけど、ノスタルジックな気分にもなれるし、手作りのお菓子はほんのりあたたかかったり、民家をリフォームした喫茶店って、鎌倉っぽい。
ここでは、油断したらのんびりと時を過ごしてしまいそう。
次に向かったのは、徒歩すぐ。
銭洗宇賀福神社
御祭神は宇賀福神
以下引用。
文治元年(1185年)の巳の年、月、日の夜に、源頼朝の夢枕に宇賀福神が現れた。そのお告げのとおり、岩から湧き出る霊水を発見し、早速この地に社を建てて祀ったことに始まるとされる。以降、この霊水で銭を洗い、一家繁栄を祈念する信仰が始まったとされる。銭洗弁天としても有名な神社です。
本宮
洞窟内にある奥宮
社務所で買った蝋燭を本宮に灯して、
こちら奥宮の湧水では、借りたザルでお金を洗う。
洗ったお金は拭いて、使った方がいいらしい。
有意義に使って福銭にすることで、周りまわって、また戻ってくるそう。
上之水神宮
大きな岩を切り立ってあるから、中には葉が茂り神秘的。龍の木彫が素敵。
下之水神宮
こちらは鯉が泳ぐ池を橋を渡っていきます。
左手には小さな滝。
上之水神宮から流れ落ちてるのかしら。
この他にも、七福神社などがあり、外国人観光客で賑わってました。
(近くにある佐助稲荷神社は日本人しか居ないし、そもそもこんなに混み合ってなかったから驚き)
私は、こちらの神社を子供の頃見たアニメで知り、鎌倉にある銭洗弁天のことを、ずっと昔から知っていたけど初めて来ました。
あれから何十年経ったかな。
子供のときに行ってみたかった場所を覚えていて、大人になってから行けた。
初めてだけど、初めてじゃない。
そんな不思議な気持ちになりました。
鳥居の向こうがトンネルって珍しいよね。
ちょっと暗闇が怖い私にとっては、ドキドキするような参道を歩きます。
佐助稲荷神社と銭洗宇賀福神社、どちらも行けて良かった。
ずっと行きたいと、思っていた場所が行けた!
また一つ、そんな夢が叶ったことも嬉しかったな。
夫よ。
いつも付き合ってくれてありがとうね
まだ続きます。
前回の鎌倉。