京都旅行初日。
朝6時発くらいの電車に乗り、新幹線を乗り継いで京都へGO
往復で乗る電車を決めて、往復切符を前日にみどりの窓口で購入していたから、スムーズに乗車。
古い人間だから、紙の切符があると安心する。
往復割引が601キロ以上だったので、ギリギリ使えて嬉しいたとえ一割引でも、超嬉しい
はるばる来たぜ!京都
道中の新幹線で、普段は食べない朝ごはんを張り切って食べたせいか、もしくは浮かれ過ぎたせいか、乗り物酔いをしてしまい、夫婦揃って痛い目にあったけど、京都に降り立ち、古都の空気を吸ったら一瞬で回復。
9時23分着。乗り替え2回。3時間半くらいで着くのね。
京都駅近くにあるホテルのサービスセンターに、スーツケースを預けて、観光開始!
まずは地下鉄で北大路駅まで行き、バスに乗り換えて大徳寺へ!
まずは、大徳寺龍源院🐲
春の特別公開中!
阿の石と吽の石で宇宙の真理を表している、阿吽の庭。
大海を表す白砂に苔島がある一枝担と言う枯山水。
コレが見たかった方丈襖絵の「龍と波」
素敵!
開祖堂にある井上石邨が描いた天井画!
大迫力
晴れた日だったせいか、茶色なはずの天井が、赤く赤く写って神秘的!
日本一小さい石庭「東滴壺」と言う石庭があったり、ガイドさんの説明が聞けたり、庭に面した縁側に座ってゆっくり眺められたり、とても見応えがありました。
写真や動画撮影も出来たのも、良い記念になり、とても楽しめました。
ずっとここに居たいけど、旅は始まったばかり。
次に進みます。
大徳寺 法堂・仏殿
今回こちらも、期間限定の特別公開中。
ここは写真撮影などが禁じられてる場所が多かったせいもあり、写真は無し。
これは雑誌からの転載画像。
この法堂にある天井画は、35歳の狩野探幽が描いた「雲龍図」
これが凄かった‼️
普段、観光客が入れない非公開の神聖な場所。
しかも太陽が差さない環境のせいか、はっきりとした筆致が感じられて、ガイドさんの説明を聞きながら、感激しまくる私達。
しかも、こちらは鳴き龍。
みんな一人ずつ手を叩いて、反響を楽しみました。
そして順番がきて、夫が手を叩くと、今まで聴いたこと無いような音が
まるで、本当の龍が鳴いたような響く音…
我が夫ながら、さすが、毎日神棚に柏手を打ってるだけあり、手を叩くのが上手い!
他の人達にも「上手〜!」「すご〜い!」と褒められまくりました
他にも、狩野元信が描いた天女が、目を凝らすとうっすらと見える天井画「天人散華図」があったり、金毛閣と呼ばれる山門や、国宝である唐門があり、見どころも多く大満足。
特に、龍の天井画を見た夫が、
「もう、これが見られただけで、京都に来て良かった」
と、喜んでもらえたことが、私も嬉しかった
こちらに来るにあたって、予習しました。
法堂がはっとう、塔頭がたっちゅう、と読むこと。
(これでも、国文学科卒業。テヘペロ)
個別の寺院である塔頭が集まる塔頭寺院と言うものがあることや、ご本尊のある法堂に天井画に龍が描かれるのが多いのは、龍が、お釈迦様と縁の深い守り神であることや、水の神様なので火難避けの意味があることなど、今まで知らなかったことが学べて良かった。
色々調べて、興味があるものだけ見られるのは、オトナの修学旅行ならでは!
金毛閣
豊臣秀吉と、千利休の仲違いするきっかけになったと言う(諸説あり)
こちらの大徳寺では、精進料理が食べられる庵があったり、他にも通常公開している塔頭があり、時間があれば一日ゆっくりしていたいくらい、素晴らしい場所でした。
(混んでないのが、もったいない)
大徳寺の境内はこんな感じ。
塔頭は塀に囲まれていて、一つ一つ独立しています。
広い境内の中に集まってます。
ずっとここに居たいけど、旅は始まったばかり。
次に進みます。
大徳寺から歩いてすぐの
今宮神社
こちらは、徳川綱吉の母、お玉の方ゆかりの、玉の輿にあやかる良縁開運、健康長寿の神社
観光客が少なめなので、落ち着いた雰囲気で穏やかな感じで、とても素敵!
阿呆賢さんと言う、重軽石みたいなもの。
撫でたり、叩いたり、お作法があるのが面白い。
境内にはたくさんの摂社があり、そのうちの一社。
とても気になって、石段を上がってお参りしたら
月読宮でした。
今宮神社の参道には、こんな時代劇のセットのような茶屋
一文字屋和輔
なんと1000年を越える老舗。
平安時代だって…。凄すぎ!
一文字屋和輔のあぶり餅
まぁ、美味しい!
店主さんも、店員さんも感じ良く素敵だし、トイレも綺麗!
もう一軒ハシゴします。
かざりや
かざりやのあぶり餅
こちらも400年超え。江戸時代だって!
(平安時代のインパクトには負けるけど、江戸時代もスゴイ)
こちらは、お座敷で落ち着く感じでした。
私の好みは断然、一文字屋和輔!
味も、店員さんも、最高でした。
…が、結構食べ比べると、同じように白味噌タレにきなこだけど、味の違いがあるから好みは分かれそう
次回、行く機会があれば、一文字屋和輔さんで二皿食べます
あと、今回ちょっと感激したのは、この大徳寺、今宮神社周辺って、あの「紫野」なのよ!
万葉集の額田王の「アレ」よ!
思わず嬉しくなって、書きました。
あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る
うわー。
あの頃、勉強したヤツが繋がったわ。
まだまだ旅は始まったばかり。
初日の最初だけ。
まだまだ続きます。