肩がこそばゆい? 毒グモが乗ってる! | やっちゃんのブログ

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アメリカのミズーリ州に移住して31年。柴犬・猫・鶏・馬達と田舎暮らしをしています。

おとといの土曜日の深夜、部屋の電気を全て消し、ベッドに左肩を下に寝転がってネット漫画を読んでいた。

 

真夜中を過ぎた頃、なんとな〜く肩がこそばゆい感じがした。 きっと抜け毛でもついているんだろうと、パソコンから目を離さずに左手でチョイチョイと払いのけた。

 

しばらくすると、また同じ場所がこそばゆい。 「面倒くさいなぁ。ちゃんと手で取らなきゃダメか」とようやく顔を右肩(というか、右脇の腕の外側)に向けると、パソコンの青白いモニターライトに照らし出された5センチくらいのブラウンレクルース(毒グモ)と目があった。

 

分かる? それこそ目と鼻の先だよ!えーん 10センチ先の私の素肌に(タンクトップを着ていた)毒グモが乗っていて、本当に目があったんだよ。(ちなみに、蜘蛛には8個も目があります・・・。)

 

久しぶりに悲鳴を上げて毒グモを払いのけたけど、問題は、ヤツがどこに飛んで行ったか。 まさか私の髪の中に引っかかってる? 怖い、怖い、怖い〜〜〜。ガーン

 

直ぐに洗面所の電気を全てつけ、気が狂ったように髪をかきむしってみた。

 

髪にはついていないことが分かって安心するも、「アレを殺さないと寝れない!」

 

一緒にベッドで寝ていた柴犬のモモは、私の悲鳴にびっくりしてリビングに逃げていた。

 

アメリカ在住25年。アレには2度噛まれて病院に行き、抗生物質を処方された事がある。滅多に死人は出ないけど、ほっとくと噛まれたところが壊死するほどの毒を持っているそうだ。

 

私は蜘蛛恐怖症である。6歳の時、父親が初めて映画館に連れて行ってくれ、その時に父親が私にくれた映画のオプションは「熊が人間を襲うのと、蜘蛛が人間を襲うのと、どっちがいい?」 蜘蛛を手に乗せて遊ぶほど蜘蛛が大好きだった幼い私は「蜘蛛!」と答えた。それ以来、蜘蛛恐怖症である。つまり、これは父親によって作られた恐怖症であり…。まあ、過去は変えられないので仕方がないが、普通なら子供にはディズニーとかアニメを選ぶべきだったよね・・・。

 

話は戻り、床をくまなく探すが毒グモが見つからない。ベッドをよく見ると、端っこに足をピクピクさせて丸くなっている瀕死状態の蜘蛛を発見。即、トイレに流した。

 

一安心してベッドに潜り込み、サイドテーブルの電気を消そうとした時、床を横断する第2の毒グモが視界に入る。これは4センチ級。直ぐにサンダルを履いて踏みつぶした。

 

一晩に2匹の毒グモ。まさかこの家の地下室で毒グモが繁殖しているのでは…? あまりの怖さに一睡も出来ずに朝を迎える。

 

知り合いに話をしたら、「越冬した毒グモが地下室で繁殖し、暖かくなったので外に出始めたのだろう。外に出れずに迷子になったのが一階に現れるのでは?」 

 

駆除液を散布することになり、地元のホームセンターで3.5リットルのスプレー付きの駆除液を2つ買ってきた。

 

ブラウンレクルース用とは書いていないが、クロゴケグモには効くそうだ。ちなみに、ミズーリにはクロゴケグモもいて、このファームで2回ほど見かけた事がある。

 

マジで蜘蛛だけは勘弁して〜。

 

ブラウンレクルースの写真に興味のある人は(閲覧注意)ダウン

 

 

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