なぜ?三越も高島屋もルーツは呉服屋なのか? | 柴田昌孝の『販売道 即 人道』

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『ネサンス・コミュニケーションズ・クラブ』接客、販売、店舗運営コンサルタント(元アパレルグループ社長)の代表・柴田昌孝の接客・販売のブログ


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なぜ?三越も高島屋もルーツは呉服屋なのか?


みなさん、
百貨店の
三越も高島屋も
松坂屋も大丸も

そのルーツは呉服屋だって
ってます?

そして、何故
呉服屋が百貨店という
進化を遂げたか?

実はこれ、
僕が大学出て
呉服チェーンに勤めた時

最初の研修で
言われた事なんで
すごく頭に残ってるんです。

その答えは
「着物を売る=信頼を得る」
という事だからです。

詳しくいえば、

着物のお見立てって、

自分の印象を
委ねるのに等しいので

相当、信頼していないと
任せてもらえないわけです。

値段も値段だしね…。

いわゆる
着物を売るようで、
自分を売り
信頼を得るわけです。

そして信頼得て、
そのお客様の懐に入れば、

それこそ
買物の相談役
みたいなもんですよね!

着物以外の
高額品の相談も任され始め

呉服以外も売り始めた。
という流れらしいんですね。

だから
百貨店は信用には
徹底的にうるさい。



こんな感じ?笑


するに呉服屋って、

呉服売るプロというよりは
お客様との
強い関係性を築くプロ
だったという事です。

僕ね、
これって
商品を売る真理だなぁと思うのです。

商品を売ろうと思ったなら、
まずは信頼を得る事だし、

信頼を得れば、
その人のおすすめは
常に価値あるものとなる
という事です。

だから店員には、
常に信頼される立ち振る舞いが
要求されると
僕は理解しています。

売るとは、信頼を得ること。
いかがでしょうか。

では、またね👋

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