7月23日(火)、アブゲム44回目の日。(隔週で90%)
血液検査もクリア、44回目出来ました。
(最近の血液検査、ほとんどが基準値内で嬉しい)
今日の診察で主治医に聞いたこと。
Q.膵臓がんは原発巣か?(14年前に甲状腺がんになったので、そこからの転移ではないか?)
A.(甲状腺からの)転移癌ではない。膵臓で出来たものでほぼ間違いない。
Q.局所進行がんなのに、現状維持できてるのは何故か?癌は本当にあるのか?
A.幸いにも抗がん剤が効いてるとしか思えない。1年9ヶ月も出来てるのは本当に奇跡?で、抗がん剤してても広がって亡くなっている方も実際何人かいる。
癌が身体にあるかはPET検査で調べることはできるが、100%ではない。膵臓の場合は特に光らない場合がある。
(身体に癌があるかどうかを調べるのは難しいらしい。)
Q.上腸間膜動脈に浸潤しているみたいだけど、血液に乗って転移しないんですか?
A.血管の外側に巻き付いてるので、癌が壁の中の血液に入り込むことはないだろう。
↑
素人考えで血液に乗って転移しやすいんちゃうん?って思ってた。
違ってよかった。
それから、手術するか?抗がん剤続行か?の話もした。
私の主治医は外科の先生やけど、口ぶりからして手術はあまりおすすめしない感じ。(今の現状で)
もちろん勝算があるんやったら、手術を勧めると言ってくれた。
けど、私の場合はやはりグレーゾーンのようだ。
手術って成功すれば癌が体からなくなり、寛解するにはこれしか方法がない。
けど、取れなかったり再発、体力消耗もあり得る。
いわゆるハイリスクハイリターン。
その点、抗がん剤はどちらかというと、QOLもそこそこ保ちならがら生活できる。
寛解はないが。
ローリスクローリターン。
悩ましい。でも一生抗がん剤は嫌や〜
ぶっちゃけ病院側としては抗がん剤治療より手術の方が儲かるらしい。
病院経営上、儲かる手術を勧めるところもあるってことなんか?とちょっと怖くなった。
まあ、そんな悪どい病院がないことを願うが。
手術を受けるとなると、やはり症例数の多いところでと考えてしまうが、果たして術後すべての患者が良好に生活できてるのか?予後はどうなの?と。
まあ症例数の多いところは膵臓がんに特化した医師を揃えているだろうけどね。
ということで、アブゲム翌日の今日は、便秘、火照り、気持ち悪さ、痺れ(蓄積されてきてる感じ)くらいの副作用。
これからどう出るかな?
↓
抗がん剤前日に京都の因幡薬師へ。
膵がん発覚した約2年半前に、娘がもらってきてくれたお守りがずーっとそのままで、やっと月曜に返納して新しいお守りをいただいてきました。
この世から癌という病気がなくなりますようにとお祈りしてきました。
↓私の守り神
いつも力をもらってます。
ありがとう。
左から
長寿寺(だんながもらってきてくれたもの)
建部神社
椿大社(三重県)
因幡薬師(今回いただいてきたもの)
因幡薬師(前回娘がお守りと一緒に購入してくれた鈴)