伊予西条まで鉄道旅 10 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

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土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の夜須駅から予土線を経由して伊予西条駅まで、四国左半分を周遊する鉄道旅は予土線で愛媛県に入り、宇和島駅からは予讃線で松山方面へと向かいました。

八幡浜駅まではダイヤの繋ぎのために特急「宇和海」で繋ぎ、到着した八幡浜駅では次の列車の時間まで駅を出て食料を調達しました。

 

 

八幡浜駅からは普通列車となり、車両には高校生たちが多く乗って来て、通勤通学の時間帯となってきた感じがします。

普通列車では、これまでよりも多くの人が乗って来て賑やかな車内となりました。

そして、15時15分に長浜経由の松山行ワンマンが出発して行きます。

国道197号線と住宅街の脇をすり抜けるように列車は走って行きます。

 

 

八幡浜駅の次は千丈駅で、国道197号線の沿線にあります。

山肌が迫る狭く感じる場所ですが、相対式2面2線の無人駅です。

国道沿いには住宅や商店も多く、人の乗り降りが多そうですが、この時には誰もいませんでした。

 

 

八幡浜市と大洲市を遮る夜昼(よるひる)峠のトンネルを抜けると大洲市に入ります。

夜昼峠とは変わった名の峠名ですが、昼でも木々が覆っていて夜のようだと言うことからこの名があると言います。

伊予平野駅、西大洲駅、と停車して行き、大洲平野が広がった先にはコニーデ型の山々が目立ち、手前の冨士(とみす)山の麓辺りには大洲城が見られます。

 

 

大洲市を潤す肱川をガーター橋梁で渡ります。

橋を渡ると大洲市の市街地へと入って行きます。

 

 

伊予大洲駅に15時34分に到着し、35分に出発して行きます。

さすがにこの駅では、車内の席が埋まるほどの人が乗ってきました。

 

 

伊予大洲駅を出発すると、やがて内子線との分岐がやってきて、内子線は右の路線となります。

この列車は長浜経由なので、左の路線へと入って行きます。

 

 

次に到着するのは五郎駅で、かつて内子線が盲腸線だった頃の分岐駅でした。

 

 

その当時のホームが今も残っています。

そのため、当時は島式1面2線ホームでしたが、現在は単式1面1線となっています。

 

 

15時40分に五郎駅を出発すると、肱川沿いに列車は進み、春賀駅、八多喜駅、伊予白滝駅、伊予出石駅と停車して行き、やがて肱川の河口へとやって来て、旧長浜町の中心地へと入って行きます。

 

 

16時4分に長浜駅に到着します。

ここでは時間調整のために3分ほど停車します。

宇和島から2時間半ほど経って、西日が強烈になってきました。

 

 

西日に照らされると「すまいるえきちゃん号」のデザインがより映えるようです。

 

 

長浜駅を出ると伊予灘の海岸に出ます。

内海の静かな海で波が殆どありません。

沿線には大きな漁港も無く、所々に漁村と小さな駅があります。

そんなところを線路は続いているのです。

 

 

喜多灘駅に16時11分に停車します。

駅の構内が旧長浜町と旧双海町との境となっています。

この駅も下灘駅同様に海に近い駅なのですが、アングル的に駅舎と海がうまく眺められないのが残念です。

車両からは海が見えます。

 

 

本村川の河口に架かる橋梁を渡ると串駅に到着です。

 

 

16時16分に串駅を出発すると次は有名な下灘駅で、ホームにはたくさんのギャラリーが出迎えてくれているようです。

どうせなら鉄道で訪れてくれるといいのにと、思いながら車窓からその様子を見ています。

 

 

多くのギャラリーに出迎えられる中、16時20分に下灘駅のホームに進入して行きます。

 

 

停車時間が少ないので、一瞬の間にホームに出て撮影します。

もう何度も見せていただいた景色ですが、やっぱり良いものです。

 

 

乗降客は殆どいないのですが、見学者はたくさんいます。

時間によっては車両内の乗客より多い時がありそうです。

 

 

一瞬の停車時間でしたが、和やかな雰囲気の中を16時20分に静かに出発して行きます。