大雨と突風 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

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ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

台風1号の影響による雨雲が発達した事で、大雨と突風が吹き荒れました。

施設園芸を営む者にとって、最も頭が痛い気象が強風であり、最近の大雨です。

 

 

昨年も同じ時期に台風2号の通過による梅雨前線の発達で大雨が降り、近くの夜須川が氾濫しハウスが浸水しました。

そんな悪夢が今年もやってくるのかという嫌な1日でした。

今朝から続く大雨が昼過ぎまで続き、特に午後12時を過ぎてからの大雨はまた川が氾濫するかと言う轟音の雨音となりました。

おまけに台風並みの突風が吹き、ハウスのポリが剥がれるかと覚悟したほどでした。

 

 

午後3時頃には雨や風はおさまり、周辺やハウスを見て回りました。

幸い、ハウスは無事で、川も氾濫する手前で雨は止んで大きな被害はありませんでした。

しかし、台風が近づく前にこんな荒れた天気になると、これからのシーズンは油断ならなく、寿命が縮まりそうです。

 

 

前線をともなった低気圧による湿った空気の流れにより、県内では他地域でも大雨が降ったようです。

香美市物部では午後1時53分までの1時間で80.5ミリの猛烈な雨を、本山町では午後0時40分までの1時間に56.5ミリの非常に強い雨を観測し、いずれも1時間に降った雨量としては5月の観測史上、最も多くなったようです。

 

 

また、一昨日の降り始めから今日午後4時までの総雨量は、香美市繁藤で330ミリ、高知市で249.5ミリ、本山町で243ミリを観測しています。

 

 

地元を流れる物部川では一時避難判断水位を超えてしまいました。

 

 

交通にも影響し、空の便では東京、大阪、福岡、名古屋行きがそれぞれ欠航しました。

 

 

鉄道では予土線が窪川ー宇和島の間で運転を見合わせていました。

土讃線でも山間部を行く区間が運休となっていました。