伊予西条まで鉄道旅 2 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

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くろしお鉄道ごめんなはり線の夜須駅を出発して、愛媛県の伊予西条駅までの鉄道旅ですが、土讃線の多度津経由ではなく、予土線経由の四国の西半分を時計回りで周遊する鉄道旅です。

前日にくろしお鉄道の夜須駅から実家近くにある土讃線JR朝倉駅まで乗り継いで、実家で1泊します。

 

 

翌日の早朝に朝倉駅始発5時55分発の窪川行を待ちます。

2番ホームには伊野駅5時36分始発の土佐山田行の普通列車がやってきました。

このまだ日が明けていない早朝の駅で列車を待つのは、これから旅に出ると言う気分が沸き上がり、割と好きな感じです。

ツーリングおいても日が明けてない早朝に出発するのもやる気が出て良いものです。

 

 

土佐山田行が駅を出発すると、10分後1番ホームに高知駅5時39分始発の窪川行がやって来ます。

恐らく旭駅で土佐山田行と交換してきたのでしょう。

 

 

1両列車のワンマンで、6人ほどの乗客がいらっしゃいました。

 

 

7分ほどで伊野駅に到着します。

今回の鉄道旅は、もちろん普通ダイヤの列車に拘って行くのですが、あまりにも普通列車のダイヤが少ないため、ダイヤを繋ぐための特急列車も一部区間利用します。

また、今乗車している窪川行も高知駅が始発ですが、途中の朝倉駅からの乗車としました。

 

 

6時11分に日下(くさか)駅に到着します。

この駅では列車交換のために8分停車します。

日下駅はいの町の西隣にある日高村の中心駅で、高知県内の鉄道はこの日下駅から須崎駅までが最初に開通した歴史を感じる駅です。

 

 

須崎駅を5時36分の始発とする6時14分日下駅発の土佐山田行と列車交換となります。

ローカル路線の駅の早朝は静かなものです。

この日は金曜日なのですが、まだそれほど乗客は多くないです。

 

 

この鉄道旅は2月中旬の事で、西佐川駅に到着したのは6時31分ですが、まだ夜は明けません。

うっすらと空が明るくなってきた程度です。

レトロな木造の跨線橋が自慢の西佐川駅では、列車交換のために4分ほど停車します。

 

 

島式ホームには国鉄時代の待合室が残っています。

 

 

西佐川からは佐川、襟野々駅と停車して、斗賀野駅に停車します。

佐川町の中心駅である佐川駅よりもこの駅の方が列車交換駅となっているようです。

この駅で6分ほど停車して、列車交換を待ちます。

 

 

かつての斗賀野村の中心駅のため、集落も大きく学校もあるので、鉄道利用者の数は少なくありません。

かと言って、所詮ローカルなのでごった返すほどの数はありません。

 

 

斗賀野駅を出発すると、斗賀野峠の下をトンネルで抜けて佐川町から須崎市に入ります。

須崎市に入って最初の駅である吾桑駅に停車します。

この駅は国道56号線の新名古屋トンネルの上にある、何となく趣のある駅です。

 

 

吾桑駅から多ノ郷駅に7時2分に到着します。

この駅でも列車交換のために4分ほど停車します。

多ノ郷駅のある地域は、駅の北側は国道56号線の旧道区間があり、昔からの集落や住宅街があり、南側は国道の新道が通り、新しく開発された商業施設が多く、須崎駅のある地区よりも乗降者が多いかも知れません。

 

 

春にはホームの傍にある桜が良い演出をしてくれるようです。

そんな季節に訪れたいと思っていましたが、今年は時間が取れませんでした。

須崎市に入って夜が明けてきた感じで、随分と明るくなってきました。

また乗客も多くなってきました。

 

 

7時11分に須崎市の中心駅である須崎駅に到着します。

ここでは特急列車入れ替えのために4分ほど停車します。

 

 

やって来たのは特急あしずりは2700系で、アンパンマン車両が2両編成のうち1両に使用されていました。

高知ー窪川間の土讃線のダイヤは、須崎駅から先は列車本数が激減りします。

特急車両は1時間に1本ほど走っていますが、普通列車の窪川行は何と、この列車の次は昼過ぎまでありません。

 

 

須崎駅の次は土佐新荘で、新荘川に生息していたかわうそのイメージキャラクター「しんじょう君」が待合室の壁に描かれています。

この駅から午前中唯一の普通列車ダイヤで窪川に向かって行きます。

 

 

土佐新荘駅を出発すると、土讃線からの海景色が見られるようになります。

 

 

そして、海岸に近い安和駅に到着します。

地図で見ると、線路は海に近いところを通っているのですが、意外と海が見える箇所は殆ど無く、この辺りだけなのです。

この安和駅を出発すると、土讃線で海が見える区間は土佐久礼駅を出た所で遠くにちらりと見える程度で終わります。

 

 

安和駅から見る海岸線で、日の出を迎えました。