栽培レポート その1 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

柴犬と小規模農家の奮戦記!

ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

昨年夏に18年間従事していたフルーツトマト栽培をやめてから幾つかの作物を栽培していますが、元々、当農園のフルーツトマトを多くの人に知ってもらいたく始めたブログだったので、フルーツトマト栽培をやめたためにすっかりと本職の農業についての内容がご無沙汰となっていました。

 

 

近年、周辺では農業をやる人が減って来ていて、空いた農地が増えています。

ほったらかしにされた農地は荒れて雑草が生えてきて、手に負えなくなります。

できるだけ活用して土地を守って行かないといけませんが、米や露地栽培をやってもしんどいだけで儲けになりませんので、農業従事者が減っているのです。

空いた農地をなるべく空けないように、栽培しなれた作物を出来るだけ栽培しようと始めたのです。

 

 

トマト栽培を辞めたので時間がたっぷりとあると思いきや、やはり土地の開墾から畝作りなどをやるとけっこうのんびりできないのです。

さらに多くの農地での作物の管理や収穫となると、とてもではありませんが自分たちで出来る範囲では無いのです。

そこで、土地の所有者と近所の方と協力して作物を作り、収穫までやろうと決めたのです。

とにかく農業は忙しくしんどいだけですが、土地を守らないといけません。

行政は少し考えないのかな~と思ってしまいます。

 

 

まず、オクラですが、これは得意とする方がいらしゃいますし、こちらもやり慣れていますので作付します。

作付は初夏の事で、まずは畝作りをした後に黒のマルチを被せてその穴に1穴ずつ3~4種ほど蒔いていきます。

これもなかなか手間のかかる作業です。

 

 

花は定植して1ヶ月半ほどで咲き始めます。

これは咲き始めの花です。

 

 

腰辺りまで成長すると本格的な収穫時期となって、定植して2ヶ月ともなると人の背丈ほどに成長して収穫のピークを迎えてきます。

 

 

実が成りはじめると、1人では獲りきれません。

協力して栽培している数人で獲り取りと言う形で収穫していきます。

オクラはその時に収穫しないと、成長してしまい規格外れとなってしまいます。

真夏の炎天下での作業なので、けっこう大変です。