栽培レポート その2 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

柴犬と小規模農家の奮戦記!

ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

農地はまだ空いています。

オクラに続いてナス栽培も行います。

さすがに、いくつも作付しても手に負えなくなりますので、比較的小さな場所で栽培を行います。

それでも1人では到底追いつけませんので、ナス栽培を何年も続けている方との共同作業です。

 

 

ナスの作付も初夏のうちに行います。

ナスの苗が届くのは5月の中頃で、オクラの作付もそうでしたが、まだトマト栽培が続いている時期であったため、かなり忙しい期間となっていました。

そのため、初夏のツーリングは全くできなかったのです。

 

 

畝にはマルチを被せて、その下には水を与えるチューブが敷かれています。

約1mほどの間隔で植えるように計って穴を開けていきます。

その穴に苗を1つ1つ植えていきます。

 

 

茄子の成長は早いもので、1ヶ月もしないうちに実が出てきます。

そして前日に見た時はまだ小さくても、1日経つと収穫するほどの大きさになっています。

 

 

その畝には冠水用のパイプ設置作業をします。

ナス栽培で労力がかかるのはこの作業なのです。

路地なので水は与える事はありませんが、晴天が続くと実に影響しますので、適度に与えるためです。

それに液肥も適度に与えなければいけません。

あとは杭をたてて芯を四方から吊るして固定するように設置していきます。

蒸し暑い中での作業は大変ですが、久しぶりの茄子栽培。

どんな作物でも栽培する限り、収穫できる日が楽しみでもあるのです。

 

 

トマトは花から収穫できるほどの成長までは3ヶ月以上かかるのですが、茄子は定植から1ヵ月ほどで、すでにいくつも収穫できていて、実の出来はもう出荷しても良いほどとなっています。

とにかく最初の実ですので摘果しているんですが、毎日スーパーのレジ袋の大きなタイプ一杯に収穫できます。

 

 

最初に獲れた実は近所の方々の食卓にさせていただいていますが、美味しいと言ってくれています。

こうなると、そろそろ出荷できるほどの収穫量となってきています。

オクラと同じく、自分たちだけでは裁ききれませんので、共同作業している方と収穫しあいます。

 

 

トマトに比べると恐ろしいほどの早いペースで成長しますので、トマトの収穫と重なり、さらに出荷時期も重なります。

6月になるとトマト栽培が終わりましたので、ナスの収穫に集中して行きます。

しかし、トマトを片付ける大変な作業が待っているのも事実なのです。

これほど忙しく体力勝負の作業をしても、それほど大きな儲けはありません。

ただ、サラリーマンよりも農作業が好きなだけでやっているのです。

 

 

ナスの花にハナバチが受粉にやって来ます。

 

 

さらに栽培しているのがシシトウです。

これは以前にトマト栽培をしていたハウスが台風でやられて、修繕することなく空いていたので利用して栽培しました。

シシトウも本来は4月までに定植する方が良かったのですが、時間が無くて6月の終わりに植えました。

どれもこれも、収穫するのに物凄く労力と時間がかかります。

 

 

トマトの片付けを地獄のような暑さの中で早々に行い、周辺の草刈りを行い、午前中に収穫作業に集中します。

シシトウは他の方と協力ではないので自分たちだけでやっています。

トマトの栽培に比べると、1つの作物であれば楽なのですが、空き農地をこれだけ活用すると、かなりしんどいです。

でも、皆さんがたくさん食べていただくと励みになります。

 

 

夏はバーベキューで食べていただいても美味しいです。

今のシシトウは辛くない品種ですので、普通に炒めて食べても結構いけます。

トマトよりも栄養価も高いと言われています。

 

 

冬の前にオクラとナスの収穫は終わり、今はこのシシトウのみを少し収穫していますが、加温機を動かさないといけなく、燃料費の高騰で経費がか掛かりますので、シシトウも終わりとします。

また春先に、作物の栽培準備に取り掛かる予定です。