先日、我が家の猫が虹の橋へと旅立った。
彼が虹の橋に行く前、体から魂が抜けていく前、彼は母猫と父猫と兄弟猫に寄り添われていた。
彼は我が家で生まれて我が家から旅立った。
私と旦那はその姿を見て彼の最後を悟った。
それから2日経った頃、母猫の異様な様子に気づいた。
誰かを探しているように鳴いているのだ。
その姿はいなくなったわが子を探していた。
子供と言っても4歳8か月になっていたので親離れ子離れもしていたはずなのに、姿が見えないから探しているのだ。
生きている時はそれぞれ見向きもせずに過ごしているように見えていたのでびっくりした。
どちらかというと他の我が子とはよく過ごしていたから気にしないのかと思っていたけど、認識していたんだと思った。
近くにいるから見えているから安心していただけだったんだ。
猫ともいえど親の愛のすばらしさを見せてもらってます。
あとね、父猫って子供に興味持たないんだけどね、最後に寄り添う姿を見て、父だったんだなと心打たれました。
でね、亡くなった猫なんですがね、亡くなった日の朝、私のとこに来て開口一番「俺、人間の言葉しゃべれるようになったよ」でした。
おぅ、よかったね・・・と返して彼の様子を旦那に話したら彼のキャラそのものでした。
今、彼は虹の橋で悲しんでいる動物たちを笑わせています。
その理由はまた明日。