2018年の振り返り①(日) | 柴犬カン、福の日記

柴犬カン、福の日記

柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 2018年の出来事で、このブログ的に最も大きな出来事は、12月20日早朝、柴犬カンが亡くなったたということである。もう一つは8月下旬に私がギリシャ、トルコ、エジプトを旅行したことである。それからスマホを買い換えた。12月にXperiaのZ1からXperiaXZ2に買い換えた。まあそれらは今まで散々書いてきたのでそれ以外をちょっと振り返ってみたいと思う。

 

 1月には、まずは箱根駅伝で青山学院が優勝。続いて大学ラグビーでは帝京大学が優勝。この両校が2019年の1月に勝ち続けられるのか注目だ。

 

 それと同時にその前年から続いた大相撲などの様々な競技団体の不祥事。特にパワハラ。これは今年の末にも貴ノ岩が暴力をふるったとして引退するなど、いまだ続いている問題だ。様々な競技団体でパワハラだったり勢力争いだったりが繰り広げられている。レスリングの伊調選手のコーチの問題。ボクシングの山根前会長の問題。そして一番大きく報道されたのが、日大のアメリカンフットボール部の内田監督の問題。まあその他にも様々なスポーツ界の指導者たちが、私の知ってるような人までも次々と体罰やら何やらでその職を解かれていた。

 

 このようなパワハラは欧米でもあって、日本独自の、日本が遅れている証左だという評論家もいるが、これは大きな勘違いである。世界は日本よりもっとひどかったりする。「ララランド」の監督で有名なデイミアン・チャゼルの出世作の「セッション」という、音楽教師と生徒の張り詰めた緊張感とパワハラが描かれている映画で、やがて生徒の方はノイローゼになり楽器をやめてしまうという映画なのだが、これはまさにパワハラそのものだった。日本でもよく見る光景だし、世界中にあるのだなと思った。

 

 当然ミートゥー運動、これもアメリカのハリウッドやら日本のマスコミやらでも露わにされて問題になったが、まあこれは私が所属する団体でも大なり小なりあるので、人間というものが集団を作るとこのようなことになってしまうのだなと思う。四国のアイドルがパワハラで自殺したのはかわいそうだった。青山学院の監督や帝京大学の監督のパワハラは今のところ出てこない。

 

 今年は有名な人の訃報が多かった。当たり前だが、今年の日本は亡くなった人から生まれた人を引くと50万人だそうだ。ひとつの大きな都市が消滅する勢いだ。

 

 1月には星野仙一さんが亡くなった。他にも衣笠祥雄選手、相撲の輪島も亡くなった。芸能人でも若くして亡くなる人が多かった。大杉漣さんなんか、まだまだこれからといったところでなくなっている。津川雅彦さん夫妻もなくなった。そして何よりカンヌ映画祭でパルムドールをとった「万引き家族」に出演していた樹木希林さんが亡くなった。全身がんだと宣言してから何年かして本当に死んでしまった。これには私も少しショックだった。その他にも西城秀樹さん、赤木春恵さん、そして桂歌丸師匠がとうとう亡くなった。晩年の歌丸師匠は、本当に晩年のカンと似ていて静かに亡くなったんだろうなと想像する。ベルナルド・ベルトルッチやブッシュ元大統領、パパブッシュの方、野中広務、仙谷由人といった、政治を脇から動かすような人たちも亡くなった。 さくらももこさんは静岡の短大を出ていて、ちびまる子ちゃんの作者でもあるが亡くなった。何しろ私もそろそろ人生の後半戦もいいところなので、まあカンやこういったこの世を離れてあの世に向かった人たちの死に際をよく見ておかなければならないかななんて想像してしまう。

 

 昨年末から流行った「君たちはどう生きるか」という吉野源三郎の本を漫画バージョンにしたもの。これも買ったのだが、この筆者が日中戦争が始まった1937年にこの本が出版されたということが、日本の幅の広さを証明している。この作品はリベラルで社会主義的なのであることはブログに書いた。

 

 北朝鮮や中国みたいに強制せずに、右も左も許容すると言うのが日本の力である。(私がこんな駄文をネット上に載せられるのもそのおかげだ)。未だに片付かない辺野古の基地。自民党だった翁長知事が反基地に動いてなくなったが、未だにこの問題はきりがつかない。トランプさんに大統領がなってから、アメリカはことごとくゴールを動かしてきたし、韓国のムンジェインさんも日韓基本条約を無視したように、ゴールを次々と動かしていく。日本もこの基地の問題動かしてもいいんじゃないの、と思うがやっぱりアメリカにがっちりとやられちゃってるのかなと。まぜなら安倍総理が嫌いそうな法案が結構いっぱい通ったのもアメリカ人の影響だ。カジノ法案や外国人の労働者の問題。水道の民営化に消費増税。こんなのはアメリカ人か何かの圧力があってやってるに違いない。

 

 私がギリシャトルコエジプトと三つの国で、日本人のガイドについた人たちの発言を聞いてると、ギリシャ人のガイドはイギリスに対する恨みつらみを散々と述べていたし、トルコ人のガイドはもっと過激で、アメリカとユダヤ人がシオニズムを最近は露骨に露わにしていると怒っていた。エジプトでも仕組まれたテロなどで観光客が減っており困ってると言う。一方でユダヤ人や一神教の信者たちは、その原点であるエジプト、パレスチナを非常に大切にしているということがよくわかった。特に1ドル札に印刷されているピラミッドとホルス目の模様。未だに古代エジプト文明を、そしてモーゼ連想させるモチーフを1ドル札に刻んでいるのである。

 

 災害が多かった。でもこれは日本という新規造山帯にあり多くのプレートが日本周辺で集積しているのだから仕方がない。なんでも地球温暖化のせいにしてしまう人たちが、特にリベラル派に多いが、これは確たる証拠はない。今年は台風が立て続けに日本を襲ったり、集中豪雨が西日本襲い、そして関西空港が水没した。大阪と北海道では大きめな地震が起きた。来年以降は、東海、東南海、南海の連動地震も近いのかもしれない。やけにそういった情報がNHK などのニュースを中心に流れてくる。

(明日に残りの2018年雑感をアップします)

亡くなる直前のカン↓

人気ブログランキング、ブログ村に参加しています。応援クリックお願いします。人気ブログランキングへ にほんブログ村 花ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ