いよいよカンが厳しい状況になってきた。食事を口にしなくなってきたのである。厳密に言えば少しだけ食べる。しかしほとんど食べない。今、食べるのは「おすわりくん」というカンが大好きなおやつだけである。パンもクッキーも缶詰も口を開けようとしない。いよいよだなと。
大体食べなくなってから一週間だなんて話をよく聞くので、年内持つかなと。厳しいかなと言った感じである。まあ私がギリシャ、エジプトに行った時にその間に死ななければいいや、と思ってたくらいなのであれから4ヶ月生き延びたということは、よしとしようということだ。
水に砂糖を入れて飲ましたり、ポカリスエットを買ってきて飲ましてはいる。しかし日に日に痩せこけて来ている。かわいそうな状況だ。家の物が寝る時に隣に眠らせて、せふむふむと泣いた時に触ってあげると静かになると言っていた。なるほど厳しい状況は変わりない。 X デーがいつになっても覚悟を決めていかなければならない。
それにしても介護、そして最期看取るところまで、エネルギーを使うものである。人間も基本的に同じなので、本当に人は辛いものである。お釈迦様が四苦とおっしゃったが、生老病死、特に年齢が上がってくると、病と死が一番疲れるものだということが胸に迫って、耐えられないのである。
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