この映画はまず監督がスピルバーグで、トム・ハンクスとメリル・ストリープが出演という、まあ考えてみればハリウッドでこれほどの監督と出演者だと話題にならないはずはない。中身はスピルバーグらしくソフトなタッチの政治ネタ。ニクソン大統領の頃に政府の極秘資料が外部に漏れるという事件があり、それをニューヨーク・タイムズが先行して暴露し、その後を追うワシントン・ポストが舞台の映画だ。その社主が女性で、メリル・ストリープ演じるところの人物であった。一昨年だったが「スポットライト、世紀のスクープ」という映画があったが、そちらの方が良くできていた。この作品はあまりにもやはり無難すぎる。ただ万人に嫌われたくないハリウッドとしては、やんわりとしたトランプ氏批判になってるのかもしれない。
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