konmariさん。近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』を買って読んだ。
何しろ、アメリカの権威ある雑誌Timeで、「世界に影響を与えた100人」に選ばれた日本人ふたりのうちのひとりだ。もうひとりは村上春樹。
この100人はネットで見たが、世界に、というよりもアメリカに、といった方が良いようだ。しかも東海岸と西海岸の進歩主義的な人たちに、という感じ。
もちろん物騒なことをして世界を騒がせたキムジョンウンも入っていた。
コンマリさんの片づけ方で、うちが採用しているのは、衣服を長方形に並べ、丸めて縦置きにすること。
それ以外で早速使ってみたのが、触って匂いをかいで、ときめきを感じなかったら捨てて良いというやつ。今日、古いTシャツ5枚くらい捨てることにした。しかし、コンマリさんによれば、片付けは全ての衣服をだして、どんどん取捨選択する方が良いという。他のものもそう。年賀状は、抽選が終わったら即捨てで困らないという。取っておきたかったら、前年までのもので十分とのこと。
コンマリさんが伝えたい哲学は、「過去への執着と、未来への不安」を片付けることによって振り払うことが出来るという。そして新しい自分になれると言うこと。・・・なるほど。
もう一つはモノや家への敬意。アニミズム的だが、アメリカ人にも受け入れられた考え方。捨てるモノに対しては、「さよなら、良い未来」を、と念じて捨てる。
話はそれるが、年末辺見マリが、しくじり先生に出ていて、何かをするときは
「期限を決めてやってみて、ダメだったら引き返すことも大事」
と言っていたのも、私の心に響いた。
今年はそんな1年になりそうだ。期限はもうすぐだ。