イントレランスな安倍首相(火) | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 安倍首相の政策や何かはどう判断して良いか分からない。ただ、経済に関して、日銀の総裁に黒田氏を選び、異次元の金融緩和をしたのは賛成だ。デフレが進む中でインフレ誘導の政策を打って、デフレのスピードをスローにするのが良いと思う。

 ただ、グローバル化で、貧富の格差の拡大、これは世界中のすべての国で起こっている現象だが、それに対処する必要がある。「小さな政府」が絶対善の中、かつて大恐慌の時、政府が経済に大きく介入したニューディール政策、いわば部分的な社会主義の導入が、少しの効果をもたらしたことを、歴史からヒントを得ても良いと思う。

 ただ、同時に行われた「ブロック経済」が日独伊を暴走させた。戦争を招いたことを同時に忘れてはならない。

 クルーグマン教授は、消費税を5%に戻すべきだ、と言った主張をしている。また、最悪なシナリオとして日中の戦争が起きる可能性があることにも言及している。

 「中国の指導者が支持率を気にするのであれば、今後は、Pick a fight over some islands in the Pacific(太平洋の島々にちょっかいを出す)のではないでしょうか。国民を再結集させるために、太平洋地域で小さな戦争を作り出そうとするわけです。」

 安倍首相はどう見ても国内に敵を作ろうとしている。それは小泉元首相のような既得権を持った強い勢力相手ではなく、少数派である人たちだ。そして、基本的に中国韓国が嫌いである。そして安倍首相は、中国や韓国の指導者と同様に、仮想的を作り、国内をまとめようとしている。

 安倍首相はイントレランスだ。だからあまり好きになれないのである。

 今日の記者会見も、サッカーや野球、林先生の番組などに奪われて、視聴率はあまり上がらなかったのではないかと思う。