山口の爆発物投げ込み高校生の事件について | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 時折こうした事件が起こるんだよね。防ぎようがない。学校に登校するとき荷物の検査でもすればいいんだろうけど、そんなことは物理的にまず無理。毎日、全校生徒なんて。それから人権上の問題点もあるだろう。もちろん状況と比較衡量して随時決定していくべきだと思うけど。
 注目されるのはマスコミの報道姿勢。また学校のせいにするのかなあ、と思ってみていたんだけど、ニュースステーションを見ていた範囲だと、ネットのせいになってた。爆発物の作り方が簡単にネットで調べられるからなんだって。
 どうも古館氏やオールドマスコミは、ホリエモンの件以来、何かとネットのせいにしたがるように感じる。朝日新聞なんかその傾向が強い。ライバルだからしょうがないのかな。

 いろんな人間がいる。陽気で凶暴な人もいれば、普段口数が少なくて、突然凶暴なことをする人もいる。人間って難しい。
 子どもも同じこと。天使だって信じたいけど、悪魔も同居している。学校を性善説で見る人は少なくなってきたけど、一部ではまだ幅をきかせている。学校も一般社会と同じようになりつつあるのかもしれない。
 マスコミは学校のせいにできなくなって(子どもがこんなになってしまったのは)、いよいよ社会のせい(ネットのせい)にし始めた。テレビの責任ってのはないのかね。
 なんだか梅雨入りの日に陰気なニュースでした。

逮捕の少年「3年1組の生徒に恨み」 山口の爆発物投げ込み

 山口県立光高校で授業中の3年1組の教室に火薬入りの瓶が投げ込まれ爆発した事件で、傷害の現行犯で逮捕された3年2組の男子生徒(18)が「1組の生徒に恨みがあった」と動機を話していることが10日、山口県警の調べで分かった。
 生徒は興奮した様子で、「ライターで導火線に火を付け投げた」とも話したという。
 投げ込まれた瓶には火薬のほか、硬く細かい物体が詰められており、県警は、爆発の威力を高めるよう自作したとみて、爆発物の作成方法や材料の入手経路を調べる。
 県警は同日、生徒の自宅を傷害容疑で家宅捜索した。
 光高校は同日午後、記者会見。生徒は入学以来1度も欠席や遅刻、早退はなかったが、同日初めて授業前のホームルームの時間に遅刻していたことを明らかにした。担任は「男子生徒がいじめを受けた状況はない」と説明。県教育委員会も「男子生徒のトラブルの報告はなかった」としている。
 山口県警のまとめで、けが人のうち、入院した生徒は男子11人、女子6人の計17人となった。負傷した生徒は男子が26人、女子32人の計58人で、男子1人は薬指を骨折する重傷。ほかの生徒は軽傷だが、精神的ショックや難聴などの症状があるという。
 調べなどでは、男子生徒は授業の前のホームルームに遅刻、1時間目の化学には出席したが2時間目の英語の授業を欠席し、隣の3年1組のクラスに火薬入りの瓶を投げ入れた。男子生徒のかばんが1組近くのトイレの個室にあった。(共同)

画像は「ガーデン・アルストロメリア」。
ガーデン・アルストロメリア