あんまり、道具のインプレとかは反論もあると思い書かんのですが、すでにカタログ落ちしている竿ならいいかなぁ?
って感じで書いてみる。
ただ、思ったことを好き勝手書くだけですので、信ぴょう性みたいなものは最初からあてにしないでね。
「ほんとだな!」とか言われても、普通に何の確証もございません。
今年も各社のカタログには新製品がならんでいます。
魅力的な竿からそうでもないものまで・・・
そんでもってカタログを見てると、ここ5年くらいでカーボン素材で作る鮎竿には限界に来たかな?なんて思ってます。
それまでは軽さ競争と感度競争でニューモデルが出れば軽くなって感度が良くなってを繰り返してきた印象ですけどね。
ここに関しては、伸びしろを使い切った感じがありますね。
スペック自体は大して変わらん・・・
そう考えると5年くらい前の竿でも大した違いはないようにも思います。特にハイエンドモデルはね。
まあ、安いモデルはハイエンドに近づけるってことで、まだ、あと少しはあるんですけど、ハイエンドに近づけば近づくほど安物の良さも失われる気もする。
そんな、安竿?
DAIWAのプロトギア
AXH87を2021年のクリスマスくらいに買って2022年に使いました。
2022年のカタログにはすでに載っていません。
2023年のカタログにはプロトギアシリーズはMTが記載されていますが記載されているだけのようです。。。
ほいで、このプロトギアAXH87を2022シーズン後半はメインで使っていたのです。
那珂川がメインの釣り場でしてね。盛期以降の那珂川ってやっぱり胴調子の竿の方が釣りやすい気がするんですよ。
しかも、すっごく古いベランベランの竿を使って掛けまくるおじちゃんとかを見ているとですね。
ベランベランの胴調子の竿が欲しくてですね。
そういうシャンとしない竿の方が掛かる気がするんですよ。
それで2022シーズンはAIRのAシリーズが出てそれを買おうかと思っていたのですが、プロトギアAシリーズがカタログ落ちで半額になってたわけですよ。
それで、上記のようにベランベランが欲しいというのもあり、半額で買えるというのもあり。プロトギアAXHを購入したわけです。
だって、この先はどんどんハイエンドに近づくはずなのでベランベランからは遠のいていきます。
ベランベランを手に入れる最後のチャンス!
まあ、張りのある竿はこの先もお金さえあれば購入することは可能なのでね。
で、ベランベラン購入を決めたのは良いのですが店にはAH90とAXH87がありましてね。
強風が吹きすさぶ中店の前で伸ばさせてもらい振り比べ、振り比べてめちゃめちゃに迷ってAXH87にしました。
AH90の方が長くてやわらかい分、ベラン度は高かったのですが。。。盛期以降の那珂川をターゲットで考えるとXHに軍配があがりました。
そんな、ベランベラン胴調子
重いんですよ。
やっぱりカタログ値では222グラムしかないのですが、スペック以上に重く感じます。
ベランベランのなせる業です。
あまりにも重く感じるのでハカリで重さを計りましたが。
嘘はありませんでした。
それで実際に使ってみてたくさん掛かったのか?
と言われると何とも微妙ではあります。
だって、腕がヘボなのだもの。。。
が、瀬の中で勝手に横ブレしてくれたりとか、斜めに出すときにゆっくり出せるとか、野鮎が反応しそうなオトリの動きは出やすい気はしましたね。
あとは、掛けた後の抜け感ですが、相応にパワーはあると思いました。後半は21cmくらいがメインだったと思いますけど、魚はすぐに浮くしね。
2尺くらいのズーナマさんもあげられたしね。
ただ、みんなには魚を掛けると「ぶち曲がってた」とはよく言われましたね。この竿、曲がりの限界をあまり感じないので、使ってる本人はそこまで曲がっている感じはないんですけど。
曲がりの限界点までには余裕があるように思いました。
まだまだ、曲げられるって感じですね。
それと、終盤はシマノのSAKIGAKE RS H2.6のRSソリッド穂先の計がピッタリだったのでAXH-RSとして使っていたのですが、この使用感が非常に良かった。
シマノのRSって先調子の竿しかないから使いにくいんですけど、胴調子AXHとの相性が非常によく感じました。
なかなかに楽しい操作感でお気にいりです。
(シマノは胴調子のRS出してもいいと思うんだけどなぁ)
今年は高橋1.1mm穂先を買うか迷うところですが。
1.1mmまで買うと
・純正穂先
・先端が折れたために詰めた自作パワー穂先
・RS穂先
・RSパワー穂先
と5種類の穂先で遊べることになる。
穂先が5本ってどこぞの高級ロッドみたいな遊び方ができるなぁ
1.1mmだと弱点ともいえる感度も補えるしなぁ
まあ、お財布と相談だわね。
と、今年もメインで遊ぶことが決まったコスパの良い楽しい竿なのです。
でも、鮎シーズンはまだまだ遠いね