愛していると言ってくれ
ネタバレあり
1995年放送TBS系 純愛ドラマ
脚本:北川悦吏子
出演者:榊 晃次(豊川悦司)、水野紘子(常盤貴子)、画廊マネージャー 神崎 薫(余 貴美子)、晃次の家族、父伸吉(橋爪 功)、実母吉沢道子(吉行和子)、義理の母(赤座美代子)(義理の妹 栞(矢田亜希子)、幼馴染劇団友だち 矢部健一(岡田浩暉)公園バイト店員 吉田マキ(鈴木蘭々)、晃次の大学時代同級生 島田光(麻生祐未)他
聴覚障がいの青年画家晃次と女優を目指す紘子の純愛名作ドラマです。携帯のない時代の2人はスレ違いや伝えきれないことで誤解が生じたり、逆に偶然な出会いが続くことで距離が近づいたりして少しずつ、お互いの気持ちに正直になっていく。タバコをくゆらせ、白いシャツとサンダル履きのトヨエツは大人の男の色気が溢れてましたよね。常盤貴子ちゃんは真っ直ぐな生き方の可愛い純粋な女の子、たまらなく可愛かった。
『愛していると言ってくれ』をTVerで見つけました。嬉しすぎて、言葉が見つからない。
これぞ恋というドラマでしたよね。第1話を見て、心臓のバクバクが止まりませんでした。お話しは、少しずつ、少しずつ2人の気持ちが見えてきて、2人の表情や動きがとても胸熱でした。あー懐かしい。こんな時代だったよーと込み上げるものがありました。トヨエツのアップになっていくところは撃ち抜かれてしまいます。
第1話を見直すことできて、超感動しています。
紘子ちゃんが向かい側のホームに滉次君を見つけたけど、電車が入ってきてしまうシーン。このシーンはもう私はテレビの中のホームにいました。心臓が止まりそうになりながら見守っていました。
急いで階段を駆け降りてまた駆け上がって走る紘子ちゃん。でも、電車は出た後だった。
晃次君は気づかないので、紘子ちゃんが咄嗟に家の鍵をホームの向かい側にいる晃次君に向けて投げます。
それに気づいた晃次君。顔を上げて、彼女を見る。
☝️ここ、ここです。たまりませぬ。
紘子:手話「私、あなたを、探してた。探してた…
んーわかんない」(手話が伝わらない、言葉が手話で表現できない…必死に声に出して叫び手話を続ける紘子ちゃん)
紘子:「約束、約束」(お芝居観に来てくれるって約束したでしょ?)
滉次君立ち上がり、手話を読み取ろうとする。
紘子:手話「約束」
滉次:手話「約束?」
紘子:(うんうんとうなづく)「約束。そう、私、あなたに、もう一度……」
そこまで言いかけて電車がホームに入ってきてお互いが見えなくなる。
紘子ちゃん走る走る走る。階段を駆け下りまた駆け上がったが時すでに遅し、電車のドアは閉まり発車してしまった。
息も絶え絶えの紘子ちゃんが座り込んだ先に見えたのは、真っ直ぐに立ってこちらを見ている滉次君の姿。ドリカムの『LOVE LOVE LOVE』歌なしで曲が流れて、
晃次君がぼんやりと映し出されて、ぼんやりとした映像からゆっくりとくっきり浮かび上がる晃次くんの姿。胸熱でした。
☝️晃次君が左足を少し後ろに傾けて、また、戻すシーン。彼女がこちら側のホームへ来るのを待っていたトヨエツのあの少し恥じらうような心の動きが足元に現れてて、胸キュンでしたよね。
ここ、巻き戻して、何回見たか
※この歯痒い気持ちの足の動きは最後にも出てきます。
紘子ちゃんがバスに乗って帰るバス停で…トヨエツはうつむいて長い足をもどかしげに揺らし続けます。
晃次君の気持ちを押し殺した切ない想いが、揺れる足元に現れて胸が締め付けられて涙が止められませんでした。
ここは必見!
見逃さないで見ていただきたい
彼女と目が合い、手話で会話の続きが始まる。ホーム越しに見えた手話が続きます。
滉次:手話「もう一度」(?ってなに?)
紘子:手話「もう一度、…」このセリフを聞いた晃次君の表情良きです。
なんて素敵なドラマの始まりでしょうか。アラ50アラ還世代には忘れられないドラマのひとつではないでしょうか。
おぼろげな記憶で見始めた『愛していると言ってくれ』30年近く前のラブストーリー。今でもこんなに釘付けになるんだなぁと、自分でも驚きました。トヨエツ!あー素晴らしい😮💨時を経て観たら益々素晴らしく思えました。当時はいいところで LOVE LOVE LOVEが流れ出すと、えー?次はどうなるの?と次週が待ち遠しかったのを思い出します。
第2話が楽しみです。
皆さんは懐かしのドラマや胸熱の映画をご覧になっていますか?
vol.1〜6
vol.7〜12
2024年3月現時点での表示をお知らせしております。ご視聴の際はお調べいただきお楽しみいただければと思います。豊川悦司さんと常盤貴子さんの純愛ドラマ
おすすめです。