【3つの刑事ドラマに魅せられて】結構前のドラマなんですが、今、ようやく観れてます。だからSNSで未視聴の内容を目にしないようにするのに必死で気をつけてます
お国柄なのでしょうか、この3つの刑事ドラマにはそれぞれ、とても違った魅力があり楽しんでいます。今回は『アストリッドとラファエル』(※題名を短縮してます)についてつぶやきたいと思います。
フランス🇫🇷
『アストリッドとラファエル文書係の事件録』
アメリカ🇺🇸
『ブラックリスト』
イギリス🇬🇧
『THE FALL警視ステラ・ギブソン』
フランス🇫🇷
『アストリッドとラファエル文書係の事件録』
このドラマは現在NHKでシーズン4が放送されています。刑事ドラマで、殺人が起きることもありますが、人間味があり、とても優しいドラマだと思います。
監督、演出:エルサ・ベネット、イポリット・ダール、フレデリック・ベアト
脚本:アレクサンドル・ド・セガン、ローラン・ブルタン
出演:
【メインキャスト、声優】
アストリッド文書係(サラ・モーテンセン/貫地谷しほり)
ラファエル警視(ローラ・ドベール/林真里花)
ニコラ警部(ブノワ・ミシェル/川田紳司)
ノラ(ソフィア・ヤムナ/種﨑敦美)
フルニエ監察医(ウスキ・キアル/佐々木陸)
カール・バシェール警視正(ジャン・ルイ・ギャルソン/藤真秀)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ/中川慶一)
ウィリアム(ジャン・ブノワ・スイル/粟野志門)
アストリッドは自閉症で、幼い頃から周りに理解されない辛い経験を持って生きてきました。
犯罪資料局で静かに働いていたのですが、ラファエルと知り合い事件解決に才能を発揮して苦手な人との関係を苦悩しながらも成長していきます。
自閉症は日本ではまだ多くの方に知られていないことのひとつかも知れません。
『アストリッドとラファエル』では、「この人は障がい者ですから、配慮してあげてくださいよ」というセリフがありません。
私の中に「障がい」についてはある程度説明が必要だと思い込んでいたふしがありましたので、自分の思いこみに風穴を開けてもらったような気持ちになりました。フランス🇫🇷の方々に感謝しています。
ラファエルの強さと優しさ、そして包容力に心を開いていくアストリッド。時にラファエルは可愛くて幼い子どものような一面を見せるので、よりアストリッドとの距離が縮まっていくのでしょうね。ふたりはお互いのどこか足りない部分を補い合うように事件や恋愛を通してかけがえのない大切なひとになっていきます。友人テツオのあたたかい包容力はアストリッドのペースを崩すことがないので、嬉しい限り。日本人だし。今後の展開が楽しみです。
日本のことを色々な場面で取り入れてくれていてとっても嬉しいです。アストリッドの家の中は靴を脱いで生活していたり、犯罪資料局での一室では集中できるように畳のようなものが置いてあったり。お茶を飲んで心を落ち着かせたり。
この作品は、私の狭い考え方を大きく変える学びを与えてくれました。
毎週楽しみです。
『ブラックリスト』でも、チラッと日本のことが登場したりしますよね。嬉しいです。