ブラックリスト3#17ソロモン(前編) | 映画ドラマ芝居のとびら(映像全般)

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特に海外の映画・ドラマが大好きです。心を動かされたセリフや感じたこと、紹介したい作品などについて、つぶやいていきたいと思っています。

主な出演者

〈国際的な犯罪者たちの仲介役を務めるブローカー〉
レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)FBIの最重要指名手配犯の1人であったがある時、自ら出頭し、自分の持つ世界的犯罪者たちのブラックリストを使いFBIとの関係を持つようになる。

〈FBI捜査官〉
エリザベス・キーン(メーガン・ブーン)
ドナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)
ハロルド・クーパー(ハリー・レニックス)テロ対策本部の本部長
アラム・モジタバイ(アミール・アリソン)
サマル・ナヴァービ(モズハン・マーノ)

〈エリザベス・キーンの夫〉
トム・キーン(ライアン・エッゴールド)

〈レディントンの忠実なボディーガード〉
デンベ(ヒシャム・タウフィーク)


まだ全編を観ていませんので、出演者表示がシーズン3.4あたりの名前になっています。お許しください。



『ブラックリスト
シーズン3』
 #17 ソロモン(前編)
少しネタバレ

2013〜2023の10シーズン、アメリカ合衆国🇺🇸で放送された犯罪サスペンスの人気ドラマです。


自分には到底理解できないことや瞬時の判断能力、命懸けの人命救助…。日本では考えられないカーチェイスや銃撃戦の場面がたくさんあります。FBI捜査官たちの事件解決に向けた話が軸ですが、同時進行していくつもの場面の展開や心理描写があるので、目が離せません。


謎が謎を呼び、誰が善人で誰が悪人なのか、裏切りが更なる裏切りを呼び果てしなく続くかと思えば、変わらない長年の絆があったり…。登場人物にはそれぞれに秘密があり、また悲しい過去もあります。いろんなことが絡み合ってその答えがなかなか見つからないので、次の回が楽しみで仕方ないのです。


海外のドラマ・映画では危機迫る場面でも、ユーモアのあるセリフがさらりと出ますが、自分はそうゆうところが大好きです。ニコニコ


銃の先をを頭に置かれて、もうこれで終わりかと覚悟を決めて膝をついたが

すんでのところで助かった時のセリフ


「これって計画どおり?

なら、もっと早くに頼むよ」


ほんとすごい!面白い!音譜



国家安全保障局、司法長官、FBI、CIA、モサド、将軍、結社、スワットチーム要請、化学兵器、国家機密、暗殺、スパイなど、ザ・犯罪用語がバンバン出てきて、『ゴルゴ13』を読んでた頃のような裏の世界を見せてくれる緊張感がたまらなく面白い『ブラックリスト』。本当に世界を動かしているのは誰なのか。『Xファイル』でも、考えていた謎解き。視聴者の考える先の先のまたその先にごっそりひっくり返されたりします。身近な題材をもとに心理戦を交え、逃げ場のない展開に現実味を感じさせる脚本には恐怖を感じつつも、そこに学ぶべきことを探す自分がいるのです。憧れてしまう。あー。みんな肝が座ってる。頭いい。そしてウィットに富んでる。素晴らしいです。


この「ソロモン17話」に出てくるソロモン

目的達成のためには眉一つ動かさずに人を殺す冷酷さを持っています。

教会襲撃時に重装備の傭兵たちを従え颯爽と車から降りてくるその姿はまるでパリコレのランウェイを歩くかのようないで立ち。襟を立てて仕立てのいいコートの下は質感のある綺麗なパープルのシャツ、胸ポケットにはハンカチーフがのぞいてます。これから銃撃戦が始まるんですけど、そんな綺麗なお召し物でいいんですかと突っ込みたくなるほどかっこいいソロモン。どんな時も冷静沈着。背筋がスッと伸びていて、冷たい視線が躊躇なく人を殺す殺人鬼を物語っています。

こんな知的でスマートなタイプの殺人者は他にいないし、美しさを兼ね備えたキャラクターで印象に残ると思います。



教会襲撃前
ソロモンとレディントンとの電話の会話


ソロモン:

「場所がスーパーでも教会でも、僕には違いはない。一応言っておくと、招かれなかったことは気にしていないよ。」(結婚式に)


レディントン:

「なかなかいい感じの式だ。赤いフリンジ咲きのチューリップにピンクのシャクヤクで飾られている。」


ソロモン:

「ではこうしよう。何分か待って、また、電話するまで検討してくれ。

それから、花は自分の目で確かめに行く。」(式場内の飾り)



これからドンぱちやるのにこんな会話ができるってすごいですよね。このシーンも好きです。



本国アメリカでは、シーズン10が終了しているので、SNSを見ないようにしています。続きを楽しみに少しずつ観ていってます。


毎日、色々なことがあっても心揺さぶられないようにと頑張っています。

こうゆう非日常な世界・壮大なスケールで描かれた犯罪サスペンスを見ると、スカッとするんですよね。


皆さんはもうご覧になられましたか?