『ワンス・アポン・ア・タイム』 | 映画ドラマ芝居のとびら(映像全般)

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特に海外の映画・ドラマが大好きです。心を動かされたセリフや感じたこと、紹介したい作品などについて、つぶやいていきたいと思っています。

『ワンス・アポン・ア・タイム』(ドラマ)

2011年 アメリカ合衆国

 

制作総指揮:アダム・ホロウィッツ

      エドワード・キッツィス

 

出   演:ジェニファー・モリソン(エマ・スワン役)

      ジャレッド・S・ギルモア(ヘンリー)

      ジニファー・グッドウィン(メアリーマーガレット

      ジョシュア・ダラス(デビッド)

      ラナ・パリラ(レジーナ)

      ロバート・カーライル(ゴールド)

      コリン・オドナヒュー(キリアン)

      エミリー・デ・レイヴィン(ベル)

      他



 

あらすじと感想

 

『ワンス・アポン・ア・タイム』は怖面白い音譜

 

おとぎ話の登場人物たちが【呪い】をかけられて、自分たちの本当の姿を知らないまま暮らす現代の「ストーリーブルック」という町が舞台。

 

【呪い】はすさまじく、昔話の主人公たちは記憶が消され別人となっており、街からは誰も出られない。この物語は【悪役は幸せにはなれない】という悲しい運命に翻弄されるが、【ヒーロー】たちの登場や、叶いそうにない困難に立ち向かう勇気が物語の新たな扉を開いていくという壮大な大冒険ドラマです。

 

【ヒーロー】になるために、あるいは愛を手に入れるために、恐ろしいものとの契約に支配されてしまう心の弱さの描写が何度も出てきます。

 

忘れられない台詞

 

「〇〇には【対価】がつきものだ。」

 (ネタバレになりますのでふせています)

「望みを叶えるために契約を結ぶということは必ず【対価】を支払うということだ。忘れるな。」

 

このドラマを観て肝に銘じました。

 驚きあせる【対価】

 

美しい風景にディズニーのキャラクターたちが、次々と現れて、いつもとは違った姿を見せてくれます。どのキャラクターもみな悲しい過去を背負っており、真実、悪事、自分自身との戦いが表面化していき、物語が動いていきます。

 

物語の軸は「愛」ラブラブ

 

自分自身を愛せるか、悪事を働いたやつをゆるせるのか、家族や仲間たちのために何ができるのか、自分が犯した罪は?と、いくつもの問いかけがある。

 

本物の愛とは何かを深く掘り下げながら、怒涛のごとく物語は展開していきます。息が出来ないくらいに。

 

昔々のお話しだけれど、現代の問題にも通じており、自分にも置き換えて色々と考えさせられる作品です。

 

 

 

自分も闇の中にいた頃

 

 

ひどく辛くて苦しい時に、プライムビデオで『ハンニバル』『レッドドラゴン』を観てました叫び

 

私の体調を心配した子どもがビデオ屋さんで借りてきてくれて、「ワンス・アポン・ア・タイム」を観ました。

 

まっ暗闇のど真ん中ふとん1ふとん2ふとん3にいた頃です。

 

カラッカラな自分の時って、自分も闇の中だから、頭の切れる悪役たちを観たかったのかもしれません。

 

悪役たちの行動は想像をはるかに超え、欲望を剥き出しにして悪事を働きます。騙し騙される世界、目が離せませんでした。

 

全編を通し、ディズニーのあらゆるキャラクターが出てきて、わくわくします。神々や英雄たちの登場もあり、神々しさに引き込まれます。でも、あちこちに恐ろしいことが隠されていて、全く想像を超える展開が飛び出してくる。

 

脚本家さんたちが本当に素晴らしいし、全ての場面の映像が美しく、昔話の古い時代の世界に自分も入っていって、どっぷり浸れます。

 

注意ただ、私のように弱っている時に観ると、良いところは「うんうん、素晴らしい」と観れるんだけど、

 

【呪い】がやたらと恐ろしいもので、病んでる時は用心しながらの視聴がいいかも無気力です。

 

病みまくってた私は、悪役さん!そうだ!言い分はわかる!という思いで観てました。

 

ただ、【呪い】が重くなって途中で視聴断念ネガティブ

 

回復が進んでから、少しずつ観ることができて、最後まで観れてスッキリビックリマーク感動ニコニコ

 

何度か見直すとまた、面白味が増します。その時の自分の気持ちや立場で、印象が変わりますね。

 

ディズニー好きさんにはたまらない作品ですよ音譜