2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、すでに大阪市内のホテルは予約が取りにくくなり、価格も急騰しています。特に万博会場となる夢洲周辺や大阪ベイエリアでは、早くも満室状態や割高な宿泊費が目立っています。

そこで今回は、「会場から1時間前後でアクセス可能」「比較的リーズナブルな宿泊費」「ホテル数が豊富」な条件を満たす穴場の地域を厳選してご紹介します。また、ホテル代をさらに抑える裏技や予約時のコツもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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大阪万博にアクセスしやすいホテル高騰を避けられる穴場エリア6選

宿泊エリア 主な交通手段 万博会場までの所要時間(目安)
神戸(三宮・新長田・明石) JR・Osaka Metro中央線(本町駅乗換)
または新長田駅から直通ルート
約60~70分
和歌山県・橋本市 南海高野線 → なんば駅
→ 中央線に乗換
約80分
兵庫県・尼崎市 JRまたは阪神線 → 大阪駅・難波駅
→ 中央線に乗換
約45~50分
大阪府・堺市 南海線または御堂筋線 → 本町駅
→ 中央線に乗換
約45~50分
滋賀県・大津市・草津市 JR新快速 → 京都・大阪駅
→ 中央線に乗換
約75~85分
奈良県・奈良市 近鉄線またはJR線 → 大阪難波・大阪駅
→ 中央線に乗換
約60~70分
 

以下のエリアは、万博会場の最寄り駅「夢洲駅(Osaka Metro中央線)」まで、乗り換え1回または直通でアクセス可能な立地です。都心から少し離れているため、ホテルの価格帯も比較的安く、混雑も回避しやすいのが特長です。

おすすめの宿泊エリア①:神戸(三宮・新長田・明石)は穴場で安く泊まれる

神戸市内、とくに三宮や新長田、明石エリアは、大阪へのアクセスが非常にスムーズ。観光都市としてホテル数が多く、価格帯の選択肢も広いため、コスパの良い宿が見つかりやすいエリアです。

アクセス例:
新長田駅からOsaka Metro中央線へ直通で約55分/三宮駅からJR・地下鉄乗換で約60〜70分

おすすめの宿泊エリア②:和歌山県橋本市

和歌山県北部の橋本市は、大阪中心部からやや離れていますが、南海高野線で難波駅まで1本でつながっています。ホテル料金も全体的に抑えめで、静かな環境の中で滞在したい人に最適です。

アクセス例:
橋本駅 → 南海なんば駅 → Osaka Metro中央線に乗換 → 夢洲駅(約80分)

おすすめの宿泊エリア③:兵庫県尼崎市

大阪と神戸の中間に位置する尼崎市は、通勤圏として発展しており、ビジネスホテルが豊富。利便性と価格のバランスが取れた優秀な穴場エリアです。

アクセス例:
阪神尼崎駅 → 大阪難波駅 → 中央線に乗換 → 夢洲駅(約45分)

おすすめの宿泊エリア④:大阪府堺市

大阪府南部にある堺市は、南海線やOsaka Metro御堂筋線が使えるエリア。都心部よりもホテル価格が安く、観光やビジネス利用も多いため選択肢が豊富です。

アクセス例:
なかもず駅 → 本町駅(中央線乗換)→ 夢洲駅(約45分)

おすすめの宿泊エリア⑤:滋賀県・大津市や草津市が穴場!

滋賀県の大津市や草津市からは新快速で京都・大阪方面にスムーズにアクセス可能。琵琶湖周辺で自然も楽しめ、家族連れにもおすすめです。

アクセス例:
草津駅 → 京都駅 → 大阪駅 → 本町駅(中央線乗換)→ 夢洲駅(約75〜85分)

おすすめの宿泊エリア⑥:奈良県奈良市

歴史的観光地である奈良市内も、万博の直接的な影響を受けにくいため、宿泊費は比較的リーズナブル。近鉄やJRを使えば夢洲駅までもアクセスしやすいのが魅力です。

アクセス例:
近鉄奈良駅 → 大阪難波駅 → 本町駅 → 夢洲駅(約60〜70分)

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大阪万博のホテル高騰を避けるアクセスのコツと裏技

  • 中央線の始発駅付近(コスモスクエア駅など)に近い宿を選ぶと混雑回避に有効
  • 朝早く出発することで満員電車を避けやすく、時間に余裕を持てる
  • Googleマップや乗換案内アプリで事前に混雑状況やルートを確認
  • ICOCA・PiTaPaなどの交通系ICカードを使えば改札もスムーズ
  • 地下鉄中央線以外のルートから夢洲に向かう“迂回ルート”を調べておくと安心

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大阪万博で少しでも安く泊まる方法!知っておきたい3つの裏技

 

裏技①:アゴダやブッキングドットコム等で格安のホテルを予約する

海外系予約サイトの「Agoda」や「Booking.com」では、日本の大手サイトより安い価格で同じホテルが予約できるケースがあります。タイムセールや会員限定割引を活用すれば、通常価格の半額近くで泊まれることも。

裏技②:高速バスを使う

東京・名古屋・福岡などから大阪までの高速バスを利用すれば、移動と宿泊を兼ねて節約できます。夜行バスなら1泊分の宿代が不要になり、朝早くから万博を楽しむことも可能です。

裏技③:チケット+ホテル等のプランを使う(JTB・近畿日本ツーリスト・HIS)

旅行会社名 主なパッケージ内容 おすすめポイント
JTB 万博入場チケット+ホテル宿泊
+新幹線や飛行機の往復プラン
万博の公式パートナーで安心
出発地や日数のアレンジが可能
家族旅行向けプランもあり
近畿日本ツーリスト チケット付き宿泊プラン
+新幹線や夜行バスとのセット
地方出発にも強く、選択肢が豊富
手頃な価格設定のプランが多い
早期予約特典なども充実
HIS 入場券+宿泊+航空券パッケージ
または日帰りツアーもあり
オンライン限定割引が狙い目
海外旅行者向けプランもあり
宿泊先の選択肢が幅広い

旅行会社各社では、万博チケット付きの宿泊・交通プランを展開予定。

以下のようなプランは費用を抑えつつ、手配もスムーズです。

  • JTB:ホテル+チケット+交通機関が一括で予約でき、公式パートナーとして安心
  • 近畿日本ツーリスト:新幹線やバス付きなど柔軟なパッケージが豊富
  • HIS:航空券+ホテル+入場券のセットで、オンライン割引が魅力

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まとめ:大阪万博でホテルが高騰中でも穴場を選べば安く泊まれる方法はある

大阪市内のホテル価格が高騰している今こそ、アクセスの良い周辺地域を活用することが重要です。

  • 神戸・橋本・尼崎・堺・滋賀・奈良はアクセス性とコストのバランスが◎
  • 中央線始発や混雑を避ける工夫で、快適に現地入り可能
  • 予約サイト・高速バス・ツアーパックの活用でさらに節約も

少しの工夫で、予算内に収めつつ、安心・快適に大阪万博を楽しむことができます。