前回の記事で、息子の苦手を実感したかあちゃんでしたが、今日美術の授業があり、その絵を見せることになったようです。
そしたら先生が、「パーフェクト！」と言ったそうです（笑）。
先生のことだから、気づいていたのでしょうけど、特にそれ以上は何も言わなかったらしい。
今度はそこに色を塗って、学校の壁に皆の絵を飾るそうです。色を塗るのはやる気があるようでよかった～とほっとしているかあちゃんでした♪
ところで息子が、「でも、み～んな誰かに手伝ってもらったって言ってたよ。」と。
「あなたは手伝ってもらったんじゃなくて、ママにやらせたんでしょ！笑」というと、
「そうだけど、まあいいじゃん♪」だとさ・・・。
息子の苦手なことが、私の昔の写生への想いを想い出させてくれ、私も楽しいひと時が過ごせたし、息子から想わぬプリングルスのプレゼントももらえ、息子は開き直って学校でみせたら、「パーフェクト」と言われるし・・・。
苦手を苦手として、自己叱責することにも使えるし、こうして自分が苦手を貫いて、周りも自分も楽しくなる体験もできるんですね。私も早く息子のように苦手を貫けたらよかったなあって、昔の私に伝えてあげたい！！（笑）。
でも苦手はいけないって想ってなんとか克服する努力をしたお蔭で、本当に数学も、言語も簡単な裁縫も、料理も平泳ぎやバレーボールや走ることも・・・いろいろなことができるようになったっていう恩恵も受けています。
だから、苦手があることがいけないわけでもないし、克服できないことが悪いわけでもないし、克服しようって自分に鞭を打った経験がいけなかったわけでもないなあってしみじみ感じます。
今朝娘の高校の来年進級手続（イタリアは、高校1年から2年に進級するに当たっても、手続きがあります）に、高校に行く予定でした。行くついでに、郵便局にも用事があって、そこでは結構待たされるため、本を持っていこうかなって朝想っていたのです。
出かける間際に別のことを考えていて、そのまま家を出てすぐに、ふと「本を忘れた！」って想って、なんとなく戻ろうかなあってよぎったのですが、「まあいっか」と片付けてそのまま歩き続けました。
高校までもう少しっていうところで、ふと、「進級の費用支払い領収書、持ってきてないかも！」と想い、バッグを探ると、やっぱり家に置いてきちゃった・・・！
その時、「そっか～、出てすぐにふと戻ったほうがいいって感じたのは、このためでもあったんだなあ。あの時引き返していたら、こんなに歩かなくて済んだのに、はぁぁぁ・・・。」
と後悔の気持ちも浮かびました。
同時に、ふとした感覚をないがしろにしたことの大きさと、こうした小さな感覚を優先することが大切だって肌身で感じました。
15分ほどかけてきた道をまた戻って、また同じ道を歩くのめんどうくさ～い！！！と想いながら、あ～でも、これ私が小さな感覚を優先しなかったことの結果だし～・・・とも想いながら、引き返しました。
一見面倒くさくて、時間の無駄に観えるこの件一つとっても、
二倍以上の時間がかかった、小さなサインをないがしろにした、面倒くさい・・・っていうネガティヴな面もあれば、
天気が悪いはずだったのに良くて歩きやすくてよかった、ミモザの花が青空に映えていて（写真撮っておけばよかった）美しさが味わえた、最近あまり歩いていないから、体を動かせてよかった、小さなサインの重要性が身に染みた・・・というプラスの面もありました。
そんなことを道々考えていて、やっぱりものごとには、プラスもマイナスも両方とも同等にあるんだなあ。どこを観るかで自分の中も変わるなあって感じました。
人生の営みで大きなイベントである「誕生」や「死」においても、よくよく観るとやはりプラスもマイナスも両方があるなあ・・・ってそんなことも最近身近な体験から感じているところです。
何か嬉しくないことが起きた時、自然にマイナスの方向に視点が向いていくことが多いかもしれないですね。自慢じゃないですが（笑）、私はそうなりやすいです。
でも、しっかりとマイナス方向に行ったら、呼吸して
「ものごとには必ずプラスとマイナスが同等にある」が本当だとしたら・・・
って、ちょっとだけ観てみようっていう気になった時にやってみると、
意外とプラスの面も現れてきたりすることに気づくこともあるかもしれません。
そしたら、マイナスを恐れたり、プラスばかりを望んだりして不安定になるというより、プラスとマイナスの中心（ゼロポイント）にどっしりと存在する自分に気づくかもしれません。
今ちょっと大変！！ってなっている方も、その大変さをしっかり味わってみて、もうお腹いっぱいってなったら、ゆったりと呼吸をしてみて、もしプラスの面があるとしたら・・・って観てみると、意外な発見があるかもしれません☆
遠隔身体調整®は、プラスとかマイナスといった枠そのものが「本当なの？」という感じで、結果的に枠が緩んだり外れたりしていきます。
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