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「音符ならべ」
などという言葉があります。
音楽表現よりも、
ついつい「間違えないように」
次の音を弾くことに集中してしまうこと。
ついつい、
そして、ちょいちょい、
やってしまいがちです。
難しい曲ならなおのこと。
そして、音符ならべよりは良くても
モチーフ(文章の中の単語のような短いフレーズ)が
並んでいるかのような
短い音楽になるというのも、
ついつい、
そして、ちょいちょい、
やってしまいがちなことです。
音符ならべも、モチーフ並べも、
レッスンで具体的に
ここで何に、どう気づけば、
そして、それをどうすれば、
ステキになるかを解説しています。
(表現方法は、大体複数ありますし、
「どれくらい」そうするかでも変わります。)
以下、レッスン日程ご相談メールの一部です。
***公開了解済(途中から)***
先日レッスンしていただいたあと、
偶然、バレエ「白鳥の湖」の舞台を
見たというかたのブログが目に入りました。
読んだ後、白鳥の湖の中の
オーケストラが奏でる一部分が頭に浮かび、
頭の中で歌いながら家事をしていたところ、
あっ、今のは
モチーフならべをやっているのではないか?
と思いました。
思ったこと自体、
先生がレッスンしてくださるおかげです。
けれども、何回も言ってくださっていることなのに
やってしまった、とも思います。
元に戻ってもくじけない、と
おっしゃってくださって感謝です。
歩みは少しずつですが、
進んでいきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
*************
いや、まず、、
お皿洗い?おそうじ?など何であれ、
家事をされながら
頭の中で曲を歌っていて、
モチーフ並べに気づくというのが、もう、
素晴らしすぎます!!(^^;)💦
この方は音大を出られた方ですが、
手が痛かった弾き方と同様に、
表現も、度々、元に戻りがちです。
つまり、
とにかくミスをしないことを
無意識に目指してしまったり、
例えばスラーでいちいち終わってしまうような
短い音楽を並べた感じになりやすいということ。
でも、メールで伝わると思いますが、
本当に謙虚にコツコツ勉強を重ねて、
前記事の「あんなことができるなんて・・」と
感嘆して頂いたコンサートで
素晴らしい演奏をしてくださった
出演者さんの中のおひとりなのです。
生まれつきの才能を云々しているヒマがあったら、
持って生まれた可能性を
どうやってのばしていくか・・を
考えた方が、人生は豊かになります。
学べば、変わります。
価値観から、変わります。
手が痛いのは当たり前‥ではないと分かると
世界が変わるかのように
物事の見え方も変わります。
指が動く人と、動かない人がいる・・というよりは、
指が動きやすい弾き方と、動きにくい弾き方があります。
上手い人と、下手な人がいる・・というよりは、
上手く弾ける弾き方と、上手く弾けない弾き方があります。
(単純に2つに分かれているというよりは絡み合って複雑です。
例えば、音型によっても違ったりしますので。)
表現力のある人と、ない人がいる・・というよりは、
具体的な表現方法を習っていないだけかもしれません。
(本当に「CDを聞いて、あ、こう弾けばいいのか、と
思って弾いてました。」と仰った音大卒の方がいらしたくらい💦)
そして何より言いたいのは、
ご自分の可能性を見くびらないでください、
ということです。
謙虚に学び続ける人は、実は、
学ぶことによって
「自らの可能性が引き上げられる」ことを
信じている人、でもあると思うのです。
「今が自分の限界」・・ではない、と
思えることは幸せなことです。
何歳であっても、
音大を出ていても出ていなくても
「自分はもっと伸びる」と
思えることは嬉しいことです。
(私も思っています・・図々しいですか?💦)
自分にとっての
自分の人生の価値は、いくらでも変わります、
今からでも。。
(5月の大通り公園の花壇。今はまだ長歩きできませんが多分もうすぐ・・)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしかったら、レッスンにどうぞ。
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Megumi(野谷 恵)
![丸レッド](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/532.png)
・ピアノで手を傷める可能性のあることのひとつ。知って頂けたら・・
■以下は、今年1/26,すみだトリフォニーでの私の演奏に頂いた反響の記事です。