「趣味」と「専門家」の区別って何だろう・その2 | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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音大を出たか、出ていないか、

音楽で収入を得ているか

得ていないか、

といったことだけでは、

必ずしも

技術や知識のレベルは計れません。



昨日の記事のように、

技術的なことに関して、

私の記事を読んで取り組まれた

ご報告(?)のようなメールや

ご相談のようなメールを

たまに頂きますが、

趣味でされている方であっても、

非常に深く考えられている方が多く、

そういう考え方は、間違いなく、

レベルを向上させていくであろうと

思っています。



昨日書いたように、

言葉だけでは、

『こう考えて弾いている』と言われても、

実際にはそうではない弾き方に

なっている場合も多いので、

メールのやりとりだけで、何か、

具体的なアドバイスをするという

ことはできませんが、

客観的にご自分を見る視点があることは

とても素晴らしいことと言えます。



本当に、細かく、詳しく、

手指の動きを分析し、

考えながら、

録画して観察もしながら、

追究してこられた方もいらして、

そういう細かい視点を持って研究し、

「音の響きに変化を感じた」と

思われるのであれば、

『ただ叩いているだけの音』ではない

レベルには達しているであろうと

想像できます。



「ミスなく、速く、大きな音で」

といったことを目指して

ただ鍵盤を叩いている音大卒業生より

良い音を出されている可能性は

かなり高いと思われます。




某所で私のレッスンを受けられている

アマチュアの方も、

常に、学んだ事を意識して、

色々なものを見聴きされる、

その意識の強さには感動さえします。



例えば、ご家族が参加される

オーケストラのリハーサルを見学し、

ピアノのレッスンと結び付けて

考えられたメールの一部、

許可頂いて掲載します。



稽古をみていると、

先生のおっしゃる

声部を弾き分けることの大切さ、

リズムの歌いかた、

いろいろに

納得することが多く、

とても勉強になりました。


バスのチェロがしっかりささえてくれると

ソプラノのバイオリンがきれいにのってくるし、

間のビオラの音がなければ

何か抜けた感じにもなり、

ピアノをひくってすごいことなんだ!と感じました。



そうなんです。

ピアノって、

ひとりでオーケストラをすること。。


指揮者や、チェロや、バイオリンや、

あらゆるパートを、

全部、一人で演じるという、

すごいことなんです。



素敵でしょう?(^^)



こんなふうに、色々な経験を

レッスンで学んだ事と結び付け、

感動と共に深く味わい

積み重ねていけば、

レベルはどんどん上がっていきます。



音大を出た門下生が、

この方の演奏(伴奏)を聴いて、

「本当に、音大じゃないんですか?」と

驚いたことがあるくらいなのです。


音大云々に囚われず、

進化し続けられることを

楽しみにしています。



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                      Megumi(野谷 恵)