肩甲骨の自由さを保つ(ピアノで手を傷めないために大事なことのひとつ) | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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これも、似て非なるものですが、

腕の自由さを保つことと

腕を振り回すことは、

全く違います。


必要以上の動作は

指の邪魔をします。


でも、

腕が自由に動けることは

とても大切です。


例えば、右手が

だんだん高音へ(右へ)上がって行くなら、

自然に少しずつ腋の下が開いて、

腕も右へ行きます。


ただし、

肘から先に行くと

負担の大きい弾き方になります。

(上記2種類は肘関節の角度が違います)



腕が自然に開いて行くには、

肩甲骨が自由であることが

とても大切なのですが、

自由でない方はけっこう多いのです。


手が痛かった経験のある方の中に、

背中や肩が固まって

肩甲骨が不自由な状態で

無理に力を入れる弾き方の方が

多いです。



楽にするには、

重心を腰の辺りまで降ろし、

楽な範囲で首を伸ばし、

楽な範囲で肩を降ろし、

楽な範囲で大きく腕を動かします。


真上に上げた時に、

一番、肩甲骨が開くので

結弦くんの新しいルーティン、

このポーズは、お勧めです。








あくまでも、

無理せず、楽な範囲で、

してくださいね。


長年、肩甲骨を不自然に使っていた方は、

ここまで楽には上がらなくなっている

場合があります。


可動域が狭くなっている状態です。


肩甲骨の可動域が狭くなっている方は、

整形外科のお医者さんによると、

四十肩になる確率が

非常に高いのだそうです。


あくまでも無理はせずに、

ストレッチなどで解しながら、

少しずつ、

可動域を広げましょう。



結弦くんが、

どういう意図でされているかは

全く分かりませんが、

(天からのエネルギーを受け取っているように

見えたりしますが・・(^^))

とても良いルーティンであることは確かです。


肩甲骨を一番大きく動かす位置まで

腕を上げるのもいいですし、

上を見るのも、

心理的に良い事なのです。


心理が動作に出るように、

動作で心理を変えることもできます。


うつむいてばかりいると暗くなり、

上を向いている方が明るくなれます。



・・というわけで、

結弦くんの新しいルーティン、

時々、真似してみませんか?(^^)



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                      Megumi(野谷 恵)