追加購入種一期生であるパプリカの種。
ホームセンターに土を買いに行ってくれた父が、ついでに買ってきてくれたものです。あら、カラフルミックスはウレシイ。
が、栽培方法を調べていく内に、その難易度の高さを知る……。
パプリカは目に鮮やかで見ているだけでも楽しいし、おいしい。
家で育てられるなら挑戦してみよーう!そんな軽い気持ちでパプリカの種を買ったはいいものの、育て方を調べていく内に、どのサイトやブログにも『種から育てるのは慣れた人でもむずかしい』とばかり書いてあり、始める前から自信喪失。
でも買ってしまったからにはやってみようと、私なりに試行錯誤しながら育て始めることにしました。
パプリカは種から育てる場合は少々難易度の上がる野菜。
その理由は育苗期間の長さと温度管理にあるようです。
パプリカは、種をまいてから植え付けができる程に苗が成長するまで70~80日かかります。(本葉が6~7枚くらいになってからの定植が理想らしいです。そんなにかかるの!?)その間の温度管理が、慣れている人でも難しいとされているのだとか。
事実、発芽適温が30℃~35℃と書いてあり、私は電気アンカを使用して温度を保ち、発芽させました。
そして更に、開花から完熟して発色するまでに40~50日かかります。
ええぇぇぇぇぇ。これまたそんなにかかるの……?
しかしながらうまく育ててあげれば夏から秋にかけて、1株から50個近く収穫が可能とのこと。
私は種を土に植えず、容器の中に濡らしたキッチンペーパーを入れ、その上に種をそっと置いて、容器ごとアルミホイルで包み、電気アンカの上に乗せるという芽出し作業を行いました。
発芽適温が30~35℃という事と、パプリカの種は嫌光性種子であるというのが理由です。完全初心者で、土の温度を安定させる設備なんて持ち合わせているわけがなく、省スペースで遮光しながら安定した温度管理ができる環境となると、土に植えるよりその方が簡単で良いと思ったからです。
電気アンカなんてこんな値段で購入できるし、数個の種でしたし、初心者には十分でした。
温めているので乾燥スピードが早いのですが、遮光のためにアルミホイルでしっかりと蓋をしてビニール袋に入れていた為、気づいたら乾いていたということもありませんでした。あ、一応電気なので、袋には入れておいた方がいいと思います。
そして約33℃をキープし、早いものは1日ちょっとで顔を出してくれて、更に全ての発芽に成功させることができたわけです。
第一関門を突破した私は、これで少し自信がつきました。
キッチンペーパーを突き破って根を張る程に成長してくれたパプリカ。ヨーグルトの容器をポット代わりとしてお引越しさせました。
温度管理が簡単な方法で芽出しをしたので、土に植え替えてからの温度管理が必要です。ここに関しては未だ手探り状態です…。
パプリカのハウスはまるでサウナのようだと言われるほど高温らしく、芽が出たからと言って安心できません。ここからが本番です。
本葉が6~7枚出た辺りで定植するそうなのですが、それまでどのようにして温度を管理しようか……
梅雨が明けるまでは暖房機器を片づけられない北国なので、パプリカの栽培には少々不安が残ります。
ここまで育てばある程度気温が下がっても大丈夫のようですが、最低気温が10℃を下回る日もある為、引き続き電気アンカに乗せています。気休めでしかない気もしますが……。
本葉が出たらもう少し大きいポットに移し替えてあげるようなのですが、その頃までに気温は上がっているだろうか……。心配です。
近日中に保温についてまた工夫してみようと思います。
本葉6~7枚、または一番花が咲く頃に定植とあるのですが、これは苗や気温と相談して考えようと思っています。
定植するには、良く晴れた日の午前中がベストらしく、活着を目的としているようです。(早起きが心配です。)
そして定植と同時に支柱も立ててあげます。茎はとっても弱く、風で折れやすいんですって。合掌式や垂直で、麻ひもで軽く結びつけます。
(合掌式…支柱の立て方も後に勉強します。)
そしてマルチや敷き藁、ない場合は新聞紙を敷いて、土の跳ね返りからの病気感染を予防してやるそう。(青枯病にかかるとみるみるうちに枯死してしまうそうです……恐怖…。)
最後にたっっっぷりと水をやり、完了。定着するまでは、土に染み込ませるように本当にたっぷりの水やりを心掛けるそうです。成長が早まるのだとか。
太陽大好き!あったかいのもお水も大好き!でも寒いのも多湿・乾燥もイヤ。無理。本当に手のかかる子ですわぁ。
わーい!花が咲いたぞー!ここまで育てられたら嬉しくて仕方ないですよね。きっと私の事です。一眼レフ引っ張り出してきてバッシャバッシャと花の撮影をするでしょう。ですがこの一番花。摘み取らなければならないのです……
それは株をより成長させる為。実に栄養を送ろうとして、株がうまく成長しなくなってしまうから。せっかく咲いてくれた花ですが、美味しいパプリカに育て上げる為には、心を鬼にして摘み取らなければなりません……ぐすん。
そしてその一番花から下の脇芽も全て摘み取ります。放任でもいいらしいのですが、虫の影響を受けやすくなったり、樹そのものが弱ってしまったりするので、私は摘み取ることにします。
ぐすん……。
パプリカは肥料も大好き!な多肥性の野菜。植え付け1ヶ月くらいになったら追肥を行い、その後2週間おきに追肥していきます。
窒素分の少ない肥料を与えるとよいそうなのですが、ぼかし肥料がよいそうです。ぼかし……今生ごみ堆肥について猛勉強中なのですが、肥料切れに注意な野菜なので、追肥に間に合うように頭の中に入れておきたいです。
パプリカは植え付け後、50日程度で収穫適期を迎えます。
実が7cmくらいになったら収穫のベストタイミング。枝折れを防ぐ為、ヘタの部分からハサミでチョッキンして収穫します
この時、脇芽も一緒に取ってしまうのもポイント。
株の元気が無くなってきたら、小さい内に収穫するようにすると、株が持ち直してくれるそうです。
霜が降りる頃まで楽しめる野菜だそうなので、うまくすれば相当長いこと収穫できますね◎追肥を慎重に行っていきたいです。
いやぁ。難しいのはわかってたんですけど、ここまで大変だとは……。
パプリカの記事だけでこんなに長くなってしまいました。
でもこれも立派な野菜に育て上げるため……!!!!
病気や害虫に関してはまた別記事で勉強していこうと思います。
(育て方を頭に入れながら書いていたら3日かかった……笑)
何としてでも成功させたい野菜のひとつなので、力の入り方が違います。肥料についても勉強しなくては。本当に手のかかる子です。
『私はこうしたよ!』とか、『こうしたら失敗した』など、経験者の方いらっしゃいましたらコメントくれると嬉しいです!
また、『ここをこうした方がいい』や、『ここ間違ってるよ!』なんてところがありましたらご指摘頂ければ、私もパプリカも間違った方向に成長しなくて済みます。どうぞよろしくお願いします。
ここまで勉強したからには、なんとしてでも収穫したいぞ!!!!
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【今日のひとこと】
この記事書くのに3日頑張ったから
明日は手抜き写真記事になる模様