フランスから一昨夜に帰宅。
すごーく行きたかったから。
短い旅だったけど、しあわせーー
ここ4年間、閉鎖された、ウソばかり、対立ばかりの世界。
重苦しい気持ちに陥っていたけど。
そんないやなことすべて忘れるくらい、
心が満たされている。
フランス行きは、
ラグビーのワールドカップが終わった頃、昨年の秋から決めていた。
ユーロが高いから、とか、
ウクライナの戦争が終わってから、とか、
そんなこと言ってたら、いつまでも動けない。
いるかは、
快くOKしてくれて、
(ぼくは、フランスきらいだから、行かないよー)
行きも帰りも、スカイアクセス線の駅まで送迎してくれたし、
帰ったら部屋はきれいに片付いていた。
今回、利用したのはエミレーツ航空を使ったHISのツアー。
ほぼ自由行動なうえ、移動にかかわる面倒なことはすべて添乗員がやってくれるので、ぼーっとしてても大丈夫なのだ。
参加者はマックスの30人だったー。
うち29人が女性。
私は幼稚園・小学校・中学校と一緒だった幼なじみのユミちゃんと。
私たち、おそらく最年長。
多くの人が、大学の卒業旅行だったみたい。
めっちゃ若い、若い。いるかっちの孫の年代。
今の若い女の子って、みーーんな同じ顔に見えちゃって、
見分けが付かない。
同じロングな髪型をしていて、同じしゃべりかたをしていて、
「いい子」で。
あまり個性がないね、などと、私たち老婆は話していた。
でも、この子たちは、本当にコロナ騒動の真っ只中に大学生だったのだ。
いろいろ叶わなかったこともあっただろうに。
仲の良い友達ができて、こんなふうに海外に旅行できてほんとうに良かったね。
フランスくらい来ちゃったって、ぜーんぜん、いいよーいいよー。
心からエールを送る。
★★★
パリまでの道のり、フライトが長いことだけが心配だった。
行きは、ドバイまで約12時間。
ドバイで乗り換え2時間。
ドバイからパリまで7時間35分!
でも、エミレーツ航空がとても快適だったのだ。
エコノミーでもシートピッチがひろくて、
(フィンランドエアーのプレミアムエコノミーくらいかも?)
機内食もおいしかったし、ワインもなみなみついでくれるし(笑)、
CAさんがかわいくて丁寧で親切だった。
エールフランスの直行便は、パリまでいま15時間くらいかかるらしいから、12時間で、いったん降りられたのは楽だったとおもう。
しかも、ドバイだ! テンションあがる!
成田を出てから、乗り換えふくめて、ほぼ24時間後に、パリに到着。
ホテルに着いたのは、27時間後(パリの時間で15時)。
メトロに乗ってモンマルトルまで行き、たくさん歩いて、
30時間後に、買ってきたチーズとワインでホテルの部屋で乾杯し、
33時間後に、ようやくフラットなベッドで就寝。
これ以降、時差ボケもせずに。
ぜんぜん疲れずに、前より体が丈夫になったみたい。
ムーランルージュ!
サクレ・クール寺院。小雨が降ってきた。
1泊目のホテル。イビス系。
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