母親になると母性が生まれる??? | こじょるのおこじょなえぶりでい

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母親になると母性が生まれる、なんて

誰が思いこんだのだろう

どこかの偉い先生かな?

ホルモンを計測して調べたのかな

でもそれは 実感とはいえるのかな

 

 

 

母親という言葉にたいする

免罪符みたいなものはなんだろう

何でもして当然 のような

 

生まれて初めて子供を見てやっと実感するから

男の人はそこから父親になると言うけれど

それ 女の人となんの違いがあるだろう

妊娠中は深い深い不調不快不安の連続

不ばかり

 

とにかく、妊娠中はなんか幸せそうだとか

誰が決めつけたのだろうか

妊娠中 子供に話しかけたり歌ったり

体づくりから食の摂生から結構大変 突然の不調

普通ではいられない

産んだら もっともっと大変なことになる(笑)

 

 

生まれて、沢山子供とスキンシップをはじめて

子供は私の子供に

私はこの子の母親になるわけで

生まれて1日なら

母親1日目

だんだん 本当に ゆっくりと 

何でこんなスピード社会で(笑)

いや 生き物ってそうだよね

社会のスピードが速すぎるのか

なあんにも、知らない

知らなさすぎるくらい

そうして大人になったしね

 

 

夫が仕事で忙しいからと察していると

なかなかなにもしてくれない

言い方ももちろんあるけども

口に出してお願いすると、ちゃんとわかってくれる

冷静に 優しく 

ママが少しでも幸せにしてることが

産後鬱の自殺予防だったり

夫婦仲が壊れないことだったり

虐待に繋がらないことに繋がるのだと思う

仕事が大変な時代だけど

家族全体として考えると

産んだ後の負担は恐ろしく大きい

その時くらい皆で苦労すべきだと思う

 

 

だって

子供は無限の愛を教えてくれて

子供はものすごく賢くて

大人であることが恥ずかしくなるくらい

真っ白で

私を写し取って学んでいく

彼の中で約束はとても大切なもので

私という存在は大きな大きなもので

 

 

『かあかん、ひとはいつかしぬの?』

絵本を読んでいて、そう聞かれ

『そうね、いつか風になって、大気になって、星になるのかな。そこにいても、目には見えなくなるのかもね』

と言うと

『かあかんもいつか、しんじゃうの?』

まさか三歳にこんなことを言われるとは。

『かあかんも、いつかは死ぬだろうなぁ』

と言うと、息子は悲しそうに泣きそうになり

『かあかんがしんだら、へっくんもいっしょにしぬ』

宣言。

熱烈すぎる愛の告白に、びっくり仰天。

普段あんなに『しぬのはいやや』というのが最近のブームなのに。

純粋でまっすぐなむき出しの愛に、私も泣きそうになりました(笑)

 

 

小さく美しいこの子を前に、私というものは醜くも脆く

ただ この汚れなき天使に跪くだけ

 

この子と歩いた濃い濃い三年間

この子が私を母親にしてくれたという実感はなくて

神様からの宝物を預かるようになり

愛を学んだ三年間で

生き物は 生き物からしか得られない

得難い深い真実がそこにはあると感じます

母親!というよりは

愛を請う生徒三年生?(笑)

息子にしてやれることより与えられることの方がずっと多くて

 

実感として

母親になると母性どうのこうのより

ただ ただ

子供の形をした天使の奴隷(笑)として

愛を学んでいる感じに近いかもしれません(笑)