馬籠の「大黒屋茶房」でお茶休憩しました。
こちらでは「初恋リンゴ」というリンゴジュースをいただきました。
この大黒茶房さん、島崎藤村の「初恋」という詩にでてくる
初恋の君である「おゆふさん」という女性の生家だそう。
大黒屋茶房のお店をおひとりで切り盛りされていたおかみさん?オーナーさん?
女性でしたが、とっても美しい方でした。
この人になら、初恋しちゃう人が多いかもしれません(笑)
さて、いただいた初恋りんごジュースは、甘酸っぱいのかと思いきや、濃厚。
どっしりとした味わいで、印象に強く、後に引く美味しさです。
本当の初恋って、忘れられず、濃厚なものなのかもしれませんね(笑)
お店の椅子に腰かけると、外の美しい日差しが格子で美しい線をたくさん描いて、不思議な時間が流れます。
滋賀県よりも、標高の高さからか、からりとして涼しく、非常に居心地のいい喫茶店でした。
馬籠から、妻籠へ。
昔も今も、馬籠から妻籠は歩くことができます。
道の途中ではよくクマが出ますので、クマよけのスズを持つと良いでしょう。
車で移動しましたが、ものすごいぐにゃぐにゃ山道。
(帰りは、妻籠から国道19号線を通ったので、まっすぐな道でしたが)
あっちにまがりこっちにまがり、もうぐにゃぐにゃ。
妻籠は駐車場が有料になります。1日500円。そして、岐阜県→長野県になります。
馬籠は、なんだかすっかり外国人観光客向けに代わっていましたが、妻籠は・・・
すごい・・・
すごい・・・
まだ日本にこんなところがあったんだ!!!
美しい日本の風景Best10に入っててもおかしくないですよー
なにより、人が素敵。
「どっからきたのー?いまいくつ?」
と、おばあちゃんが店先に座って話しかけてくれます。
なにこれ?エキストラ?ってくらい素敵空間(笑)
おばあちゃん、めっちゃいい味出してます!!
新型コロナの影響からか、馬籠もそうでしたが、しまっているお店も多かったです。
また、妻籠の「ふれあい館」で昔は木工の対面手作りが見せてもらえて、その時におじさんがとってもとってもいい人で
これも欲しいけど、これも悩むと真剣に悩んで決められず困り、バスの時間が近づいていた時
「バスに乗り遅れたら戻っておいで~馬籠まで送ってあげるで」
と言ってくださりました。
野原工芸さんという方で、今はそのおじさんの息子さんが継がれていますが、ふれあい館での対面手作りはされなくなったようです。
2回ほどお邪魔したので、あのおじさんとまた会えると思ったので、なんだか少し寂しいです。
妻籠では、旦那さんが五平餅を初めて食べました!
酒屋さんの向こうにある五平餅屋さんが一番おいしいと聞いて、そちらへ。
とってもおいしかったようです。
私はというと、2歳の息子が、暑いし眠い詩でご機嫌最悪になり、、、、
馬籠も妻籠も、ずっと垂れてくる息子をおんぶして抱っこしていたので、あまり観光どころではありませんでした。。。。。(´;ω;`)ウゥゥ
でも、ちょっとだけ、階段で遊びましたよ☆