産後何年経過していても後遺症は残っている | こじょるのおこじょなえぶりでい

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「出産後」

 

みんな産むから、と軽くおもっていないでしょうか?

 

と世間に問いただしたい。

 

交通事故で酷いけがをして…と聞くと「何年たっても後遺症が残っているのね」と

 

当然のように思いませんか?

 

「出産」というのは、交通事故にあったほどのダメージを体に負います。(健康な人が出産しても)

 

それを軽く見ている人が多い気がします。

 

 

***

 

 息子が2歳半になる頃。


父が、ボバース法のリハビリの先生に通うことになり、とても腕が良かったため、

私にもお勧めしてくれました。

 

が、子供は小さいし、私にべったり。

 

猛烈男子で、連れ回すのも大変なわんぱくマックスタイプ。行けるはずない、と、そのままスルーしていました。

 

(電車に乗れば叫び散らして大はしゃぎ、何か見つけると猛烈スピードで走り去る、触る、騒ぐ、暴れる、

元気いっぱいで好奇心にあふれていて、もう大変。。。子連れOK講座とかも10秒で(多分講座をつぶす)

無理な元気いっぱいのタイプです)

 

 

 


色々整体をお願いしたりしていたものの、その場しのぎで、すぐに疲れることを繰り返し。


息子は、歩き出すようになってから、ずっとずっと抱っこではなくなったものの、体重は13kg程。

 

身長は95センチくらい。抱っこもおんぶもまだまだ必要。甘えん坊。

 

ひっくり返しても腹筋で起き上がる、パパの頭の上に直立する、

 

お買い物からウサギ跳びで帰ると行ってずっとピョンピョンし続けるマッスル息子のマッスルライフにお付き合いする日々。

 

午前中は1~2時間広場で走り回り、午後からも。

 

2歳前後でかなり夜泣きは減り、朝まで眠ってくれるものの、そんな日々に、次第に息が浅くなりました。

 

産後、本を読んだり、パソコンをする時間もほぼ無く、自分の自由な時間は数ヶ月に一度の美容室の日。

(それも猛ダッシュで行って、即帰る)たまの休日や旅行も、息子につきっきりで楽しめない。

 

そもそもアレルギーが多い(乳製品、卵、ネオニコチノイド農薬、肉類、ゼラチン、バナナ、キウイ、その他動物)ので、

旅先もものすごく気を使う…。

 


 妊娠前から続く緊張感が無くなったのかも知れません。

 

しっかりしてきて、言葉でやり取りに不自由が全く無くなった息子を見て、ホッとしたのだと思います。

 

夜寝る時は気を失うようにして眠り、元々脊柱側彎症を患っていた背中はガチガチに緊張したまま、

 

背中を曲げるのも厳しく、座るだけで身体が疲れている日々でした。それでも育児は終わりません。

 

でも、日々、信じられないほど眩しいのです。

 

泣きそうになるほど美しい。ねている子供の顔を見ると、幸せが溢れ出します。

 

ジブリの絵本も読むようになり、くんちゃんのシリース、11匹のねこ、いろんな絵本を毎日何回も何回も読みます。

 

口癖は「かあかん(お母さん)あいしてゆわー」と言い、

 

朝起きるときにはチュっとして「かかん、おっきして?」めっちゃ可愛いのです。(以下略。笑)

 

 


 そんな中、転機が来たのは、新型コロナが流行しだしてからのこと。


父がおすすめしてくれたボバース法の先生( 脳梗塞リハビリステーション滋賀の小林先生)が、

出張を始めてくださったのです!

 

すぐに飛びつきました。

 


鍼灸+ボバース法という施術内容で、見てくださいます。

 


その時、伺った「(特に)つわりがあった人の産後」のお話ですが、ポイントを纏めますと…


・妊娠中、つわりが酷いと、栄養が取れないけれど、子供を優先するため、栄養がない分身を削って筋力が落ちる。(断食をすると、まず筋肉が落ちる。脂肪は最後に落ちる)


・筋力が落ちて、腰で支えられず、背中全体を骨化するように緊張させて、お腹から転倒しないように体が自然と働く


・元気な状態の人での出産でも、産後は交通事故を起こしたような状態。つわりがあったなら、細胞レベルで活力が落ちているから、産後はしっかり栄養をとったほうが良い

 


ということでした。


とはいえ、産後は授乳で血液を子供に分け与えることになるので、大変です。


サル以降の生き物は、共同で子育てするはずです。


更に私の状態は、

 


・背中の皮がつかめないほどガチガチに緊張していた


・背中全体が緊張で冷たくなっている


・脊柱側彎症以前に産後の治癒が必須

 


出産後、2年半(卒乳から約1年経過している)目のことでした。


10歳前後から、あらゆる整体・治療を受けた「治療にうるさい」を他称されている私にとって、ボバース法はいかがかと心配でした。

 


鍼灸+ボバース法1回目
皮がつまめない、曲げることも辛い背中全体が、すこし柔らかくなりました。

皮がつかめるようになり、今にもぎっくり腰をしそうな不穏な背中が柔らかくなり、なんだか気持ちまで、ふっくらしました。


鍼灸+ボバース法2回目(10日後)
肋骨を中心に見ていただきました。

去年、息子がまだお昼寝や夜の寝かしつけに「おんぶ」が必須の時期なのに、右側の一番下の肋骨を折って地獄をみました。

陣痛に比べたら、骨折なんか知れているといいながら、脂汗をかいていました。

その肋骨の可動をより広げてくださり、息が深く出来るようになりました。

また、腰のこぶ(脊柱側彎症)が、小さくギュウギュウに恐ろしい硬さで骨化していたものが、にゅーんと縦長になり、柔らかさが少し出てきました。旦那くんも、見て驚きました。


鍼灸+ボバース法1回目 (1週間後)
今日は、足の方のお灸が「熱い」と感じるようになっていました。今までさっぱり分からなかったのに…。

背中と骨盤、肋骨を触ってもらいました。背中の際が少しわかりやすくなりましたが、それ以上に、

身体がしなやかな動きをするようになりました。回数毎に、少しずつではありますが、可動範囲が増えている、と感じ、揉み返しや、施術しただけでもとに戻るという感じはほぼありませんでした。

 


 人生には、治療が必要な時期があり、治療を始める時は集中してしなければ良くなるものも良くならないと感じました。
 

産後、なんとなく体の稼働は荷が狭くなったまま

 

慢性化している症状はありませんか?

 

ホメオパシーも有効ですが、体の外側からのケアに ボバース法はかなり有効だと思いました。

 

他の自然療法と呼ばれるものを あれこれ受けてきましたが、本当に良かったです。

 

 

 

 

 

引き続き受けてみますが

 

「細胞が元気を取り戻す!」まで 地道に頑張りたいと思います。('ω')ノ