【臨月~出産寸前】風邪引いちゃった!レメディは!? | こじょるのおこじょなえぶりでい

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このBlogを書いているのは2017年12月も入ってしばらく。

 

もう赤ちゃんがかなり下に降りて来て

 

すくすく、重さもパパのスタートラインを越えつつあります(笑)

 

ママ(私)のような横綱級で出て来てくれるなよと念じつつ…(''Д'')笑

 

 

 

なんで臨月に風邪ひくねん!!!( ;∀;)

 

 

 

ことの起こりは3日前。

 

12月、急に寒くなって、暖房をつけ、乾燥がちになり

 

冷えもあり、身体は重いし、24時間身体が揺さぶられるほど動く胎児。(睡眠不足)

 

自宅よもぎ蒸しをするも、なんだか体の芯が固まったまま。。。

 

(臨月で長くするのはしんどすぎるし怖いから長時間もできず…)

 

そろそろ、こちらの体力も限界で、眠気がお昼間でも凄い。

 

 

そんな中、トンデモな夢を見ました。

 

病院に主人が立ち尽くしていて、そこに主治医の優しいおじさまが歩いていきます。

 

「残念ながら、奥様は分娩中に亡くなりました…」

 

そう言い渡されて、凍り付く主人。

 

ええ~!?わ、わたし死んじゃったの?!?!そこで目が覚めて飛び起きました。

 

部屋は真っ暗。まだ夜中の1時半。

 

・・・なんだ、夢か・・・(''Д'')

 

 

 

朝起きて、こんな夢見ちゃったよハハハで済ませていたのに

 

突然の喉の痛み。

 

え?風邪?

 

関西でも初雪観測かも?という寒い日だったので、まさかまさか。

 

かなり、あったかくして過ごす。

 

2時間+4時間という驚異のお昼寝タイムを2日間連続でとって

 

それでも、どんどん喉の痛みはひどくなり、乾燥も酷くなり、寒気が増してくる。

 

やばい、本格的に風邪をひき始めたかも。

 

はちみつをとったり、水分をかなり多めにとったり、睡眠をとったり、よもぎむししたりetc

 

おネギやショウガを食べても、どんどんひどくなる体調。

 

まずい・・・。

 

その時、ふいに、浮かんだレメディ。

 

 

Acon…!

 

Aconは、急性病の代表的なレメディで

 

分娩に対する(妊娠中に起きる)死の恐怖の代表的なレメディでもあります。

 

 

今の私の症状を考えてみると…

 

・分娩前の死の恐怖

 

・急に寒くなったことへの冷えと乾燥

 

・皮膚の乾燥

 

・喉の痛み(炎症の初期症状)

 

・落ち着きがなく、いつ生まれてもおかしくないため、人混みには出ることができない。落ち着かない。

 

 

 

古典のAllen`s Keynoteにはこのような記載があります。

 

 

Complaints caused by exposure to DRY COLD AIR, DRY NORTH or WEST WINDS,

 or exposure to draughts of cold air while in a perspiration; 

bad effects of checked perspiration.

 

冬の冷たい乾燥した風に晒されて始まった風邪なので、この記載は納得。

 

Great fear and anxiety of mind, with great nervous excitability; 

afraid to go out, to go into a crowd where there is any excitement or many people; 

to cross the street. 

 

間もなく臨月で、大きなおなかを抱えて人にぶつかられるのではないかと

 

確かに神経質になっていました。

 

人混みにも、1人では行きません。

 

The countenance is expressive of fear; THE LIFE IS RENDERED MISERABLE BY FEAR: 

is sure his disease will prove fatal: predicts the day he will die; fear of death during pregnancy.

 

そして、これが有名な箇所ですね。

 

死の恐怖があります。特に妊娠中に起きる死の恐怖があり

 

自分の死を予期する、という症状です。

 

主人が、お医者さんに「奥さんはなくなりました」と言い渡されたあたりです。

 

Cough, croup; dry, hoarse, suffocating; loud, rough, croaking; hard, ringing, whistling; 

on EXPIRATION (Caust on inhalation, Spong); from dry, cold winds or drafts of air.

 

寒くなってから引いた風邪で、喉風邪なあたり合致します。

ただ、咳はまだそこまで出始めてはいなかったかも?

 

For the congestive stage of inflammation before localization takes place.

 

感覚としては、喉の炎症初期状態なのでこれも一致。

 

Fever: skin dry and hot; face red, or pale and red alternately; 

BURNING THIRST FOR LARGE QUANTITIES OF COLD WATER

 

やたらと喉が渇いて、珍しくお水をがぶがぶ飲んでいました。

皮膚も乾燥していて、唇が割れました。

 

 

もう、ここまできてAconやなぁと( ;∀;)笑

 

 

 

 

Acon(ポテンシィは妊娠中ですし私自身で調整が聞くので30Cではありません)のレメディを

 

1粒とって、コテン。

 

お昼寝してみました。

 

 

 

起きると、あれ…喉の痛みがめっちゃマシ…何時間寝てたの?!

 

と、時計を見たけれど1時間半ほどでした。

 

0=痛くない 100=扁桃腺炎で喉が紫色に腐った時の痛み

 

だとすると、

 

70くらいの痛みが、Aconをとって1時間半のお昼寝で20くらいに下がりました。

 

しゃべれるようになったし、不安がぐっと楽になったのが実感できました。

 

え~~

 

私、分娩に対する死の恐怖があったのね(笑)

 

何だか、恥ずかしいような、情けないような(笑)

 

でも、お医者さんや助産師さんから、

 

「みんな産んでるから大丈夫なんて言葉、絶対に口にしないでね。

 妊娠・出産は赤ちゃんとお母さん2人分の命を懸けてるのよ」

 

と散々言われていましたし、自分の肉が裂けたこともなければ、麻酔なしで縫われることもなければ

 

何時間も苦しんでのたうち回る痛みも感じたこともなく

 

産んでから眠れない何カ月も続く子育ての日々を考えると…

 

実感がわかないというか、ぞっとしちゃいますよね(笑)

 

しかも、場合によっては死にます、といわれる始末!!(''Д'')笑

 

そりゃ、怖いわ・・・(笑)

 

 

 

 

ここで勘違いしないでいただきたいのは、

 

レメディは万能薬ではないことです。

 

「状態を冷静に伝えることができる」(レメディを選ぶ材料をそろえることができる)

 

これがないと、まずどうしようもありません。

 

状態をしっかりと伝えられないと、目の前に世界一のホメオパスがいたとしても

 

それは、難しいんじゃないかな。

 

冷静な観察ができない限り、特に急性病は難しいところ。

 

それから(今回であれば)

 

「分娩に対する死の恐怖、喉の痛みをゼロにする」

 

わけじゃないこと。

 

その人が持っている自己治癒力(自然治癒力)を使って、癒していく代替療法・養生法ですので

 

入り過ぎた力を抜いてあげる。

 

緩やかにすることが可能だとしても、ゼロにするのは、麻酔をするか催眠でもしてくださいという話なわけで。

 

無かったことにするのではなく、乗り越える力をくれるもの。

 

今回、そういう感覚でいる大切さを思い出しました。

 

 

 

分娩中に死ぬかもという恐怖は、もちろんどこかにはあります。

 

でも、受け入れるというか、諦めるというか、力入れすぎなところは

 

ちょっと冷静になって置いておこうか(笑)という感じになっていきました。

 

 

 

おやBaby、またバイオレントにお腹の中で暴れておりますね。

 

Blogネタにしたことがばれたか(笑)

 

1か月後には、余程遅れない限りこの世界に出てきているBaby。

 

どんな人かなぁ?

 

楽しみです。