岡潔。数学者の見た風の向こう | こじょるのおこじょなえぶりでい

こじょるのおこじょなえぶりでい

ClassicalHomeopathy柊舎の個人的なBlogです。
基本的に、自分自身の忘備録を兼ねた呟きと
茶話会参加者さん、クライアントさんに向けたBlogです☆
好きなカフェ、趣味、本、手作りのもの等
プライベイトについても時々書いてます☆



岡潔をご存知でしょうか?


中谷宇吉郎や寺田寅彦の本と並べて読むと


なかなか情緒豊かで切れ味鋭く、無駄が省かれています。




物があふれている現代。


どんなものもすぐに割と手が届きます。


でも、それは果たして、本物?




岡潔の名言をいくつかご紹介!(*^-^*)








人間が人間である


中心にあるものは


科学性でもなければ


論理性でもなく


理性でもない


情緒である。








明治以前の日本人は


死ねばそれきりなどとは


思っていなかったのであって



この一生を長い旅路の


一日のごとく


思っていたのである。









いま、たくましさはわかっても、


人の心のかなしみがわかる青年がどれだけあるだろうか。







私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだ


と、とう人に対しては、


スミレはただスミレのように咲けばいいわけであって、


そのことが春の野にどのような影響が有ろうと無かろうと


スミレの預かり知らないことだと答えてきた。






あまりにも知らなさ過ぎる


大自然は人の子を生むだけではありません。


これを育てます。



これがほんとうの教育です。人はその手助けをします。


これを人は教育といっていますが、ほんとうは教育の手助けなのです。