ルネ・マグリットはベルギーの国民的画家で、
言葉やイメージ、時間や重力の枠を超える芸術世界を
みせてくれるそうです。
京都では実に44年ぶりの開催。
本格的な回顧展は日本では13年ぶり。
ということで、
マグリット展にいきました。
「光の帝国Ⅰ」は数年前に大阪市立美術館かどこかで拝見したように思います。
なんだか不思議で体が浮かんできそうな絵でした。
今回は「光の帝国Ⅱ」がきており、楽しみにしてました。
有名な絵から、教科書でみたようなみてないような絵。
ルノワールのように明るい絵もあって面白い。
しかし、初期はとても暗い。
ダリやゴヤのような気味の悪い絵が沢山並んでいました(笑)
進撃の巨人とか好きな人は凄く好きかもしれません。
感じたのは、本当に時間や重力の概念を越えていること。
木で出来た柱からまた木が生えていたり
巨大な大岩が浮かんでいたり
極彩色がぐるぐるしていて
丸い玉のようなものが絵のそこここに散らばっていました。
晩年、50代になると
「あの絵ね!」
というものが多くて、なるほどでしたが
若いことの作品は毒そのもの(笑)
まるで見ているこちらがふわふわ浮いているような気持ちになったり
空間に引っ張られるような感じがあって
面白い展覧会でした。
画家というよりもイラストレータな雰囲気が強くて
どれもお弁当箱のプリントやノートやTシャツにすると
とっても素敵そうなものばかりでした(´・ω・`)☆
彼が手がけたパンフレットデザインや、
実際に使っていたキャンバスもあり、
一度見る価値はあると思いますよ!☆
最寄り駅は、京都東山駅かな?
同時開催のルノワール展もついでにどうぞ♪笑