独立時計師さんの世界とART…万年自鳴鐘に想いを寄せて… | こじょるのおこじょなえぶりでい

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独立時計の腕時計のガンギカナ。


独立時計師の菊野さんは、なんとまあ、手でつくるそうです!!






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去年国立科学博物館に行ったとき


どれも素敵ではありましたが、


一番驚いたのは地球館の万年自鳴鐘!!


あまりの衝撃に固まってしまいました。




江戸時代の大発明家・田中久重によって製作された機械式の置時計で


洋式時計・自然の時間に時を合わせた不定時法の時計が同時に時を刻み、


さらに干支や七曜・二十四節気・月の満ち欠けの表示機能をもつ


江戸時代にまさかこんなものを作ることが出来たの?!


という代物です。


全ての歯車・ゼンマイは工作機械を使わず、すべて手づくり。







感動しました。



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さてさて、現代に話を戻しましょう。






http://www.masahirokikuno.jp/


6月4日(木) NHK BSプレミアム 22:00から23:00 「よみがえる和の刻(とき)

独立時計師 菊野昌宏の挑戦






これね!


これを拝見したわけです。


32歳でスイスの独立時計師アカデミーにお声がかかった!?


これにはびっくりしました。


職人手仕事を一生懸命、コツコツコツコツされるお話。




針も、そしてまさかの独立時計のパーツも全て手作業で作る!


まさかの不定式法の時計を腕時計で作る!!(゚Д゚;)


半年~1年かけて作るそれは最早芸術。




ARTという言葉の意味を思い出しました。


ARTは芸術という意味だけではなく、


「技巧」という意味もあります。









これは別の技師さんの作ですが。




この時代だからそこ、したいことがあるんでしょうね。


電池ではなく、全てからくりで。


過去にしがみつくのではなく、進歩した技術を使いこなして


更に過去を越えていく。





素敵ですね。