皆さん、練習場で何気なく打っているゴルフボールですが、実はコースで打っている市販のボールとは全くの別物だって知っていましたか?
練習場で使われているレンジボールと一般的なコースボールの
最大の違いは
飛距離なんです。
レンジボールは
基本的に飛距離が出ない構造
になっていて耐久性とコストが重視されるために
硬めのカバーの2ピースボール、もしくは単一構造の1ピースボールが一般的に使用されています。
ですので、皆さんがコースで使われるボールと比べると
およそ10%ほど飛距離が出なくなっています。
練習用ゴルフボールの特徴
練習場のゴルフボールには、飛距離以外にも特徴があります。
1.スピン量が多く弾道が低い
2.球速が出ない
(練習場の広さに合わせて、ネットからの飛び出しを防止するためです。)
3.肘や手首への負担が少ない 打感を優先し、繰り返し打っても疲労しにくい硬さに作られている。
最近ではレンジボールではない一般的なコースボールを採用している練習場もありますのでコースボールで打てる練習場をチェックされるのも良いかと思われます。
練習場ボールで気を付けること
1. 無理に高いボールを打とうとしたり、
2.飛距離を出そうとしないこと。
そうすると
アッパースイングになったり、無駄な力みが出るようになったりと、スイングを崩す原因になってしまう場合があります。
コースボールとは、
構造からして違うということを分かった上で、無理矢理打たないことが大切なんです。
また、練習場のヤード表示はレンジボールの特性に合わせて
実測より近い距離に置かれていることがあります。
コースに行った時に、
距離感覚が狂わないように注意して下さいね。
練習場でコースボールを打つてはいけない理由
コースボールはレンジボールよりも、球速や飛距離が出ることが理由なんです。
ほとんどの練習場では、限りがある敷地の広さに合わせて飛距離が出ないレンジボールを採用して、更に敷地をネットで囲って近隣の住居や施設に配慮をしています。
もしも、このような練習場でコースボールを使ってガンガン飛ばせばネットを突き抜けて近隣の建物や人に被害を及ぼす危険性があるからなんです。
深く考えずにどんどん打っていた練習場のボールも、特性などがわかると見方や扱い方が変わってきますよね。
ぜひ参考にしてみて下さい。