153号線ロングドライブ
愛知県の桜の花が散り始め、葉桜になりつつある今日この頃、
満開の桜を求めて153号線をひた走り
長野県まで行って参りました。
お目当ては、駒ヶ根市にある栖林寺のコヒガンザクラ。
雑誌「カメラマン」シリーズの「桜撮影ガイド」に載っていた場所です。
153号線は、愛知から長野へ行くには好都合な道です。
山を2つ3つ越えて行く、アップダウンの激しい道程なので
ガソリンは激しく消費しますが
香嵐渓の辺りから先、長野県飯田市付近までは
信号がほとんどないため、ストレスなく走れます。
(急激に下りながらカーブしていたりする道もあるので
運転初心者や運転の苦手な女性ドライバーには怖いかもしれませんが)
※ 愛知と長野の境界付近、稲武~治部坂高原あたりは
紅葉のシーズンにオープンカーで走ると最高です。
素晴しい絶景を見ながら走れます。
出発から3時間ほど掛けて、目的地に到着。
「桜撮影ガイド」に載っていた簡単な地図を頼りに走ったのですが
近くまでは比較的簡単に行けたものの、肝心の栖林寺へ通じる道が
どれなのかイマイチ判らず、ちょっと迷ってしまいました。
(ボクはクルマにナビを付けていないので
詳しい地図がない時は自分の勘が頼りです)
結局、「え!? コレ!?」と叫びたくなってしまうような
細い道が正解のルートなのでありました。
お寺の駐車場に入ってみると、
ボクの地元「三河」ナンバーのクルマが先客として
停まっているではありませんか。奇遇だなぁ~。
しかしその後、更なる驚きの巡り合わせが!!
カメラを持ってクルマを降り、桜の木の方へ歩いていくと
先客として来ていた中年男性が2人立っていたんですが、
そのうちの1人が
ボクの名前を呼んで声を掛けてきたんです。
初めて来た長野の山中のお寺でいきなり名前を呼ばれることなど
まったく想定しておらず、一瞬 頭が混乱したまま
声を掛けてきた人の顔をよく見ると、
なんと、安城市在住の叔父さんじゃないですかぁ~!!!
先に停まっていた三河ナンバーのクルマは叔父さんだったのか・・・。
地元の有名スポットで出くわすならまだしも、
長野県の山中の、「知る人ぞ知る」小さなお寺で
親戚にバッタリ会うとは、なんちゅー偶然・・・。
この叔父、寡黙な人なんですが、
若い頃から山が好きでしょっちゅうキャンプに行ったり
750ccのバイクを乗り回したり
オフの時の行動はけっこうアクティブだったりします。
話を聞いたら、このお寺へは桜の写真を撮りに来たんだとか。
最近になってカメラも趣味に加わったそうです。知らんかった・・・。
そんなモノスゴイ偶然に驚きながら、
さて桜は、と言いますと・・・
これがちょっとばかり時期を外してしまったようで
すでに花びらはヨレヨレ、葉っぱも出始めており
そのうえ空模様も思わしくなく、どんよりと曇り空・・・。
どうにも撮りようがなく、諦めて帰りました。
長野県も、南部はすでにけっこう暖かくなっていて
桜のピークも過ぎようとしているんですね・・・。
ボクはてっきり、まだまだ大丈夫かと思っていましたが・・・。
せっかく長野まで来たものの、
とある理由にてそのまま早めに帰宅することに。
そんなわけで、今日はアップできる写真がありません。
なぜそんなに早く帰ることにしたのか、それはまた次回・・・。
満開の桜を求めて153号線をひた走り
長野県まで行って参りました。
お目当ては、駒ヶ根市にある栖林寺のコヒガンザクラ。
雑誌「カメラマン」シリーズの「桜撮影ガイド」に載っていた場所です。
153号線は、愛知から長野へ行くには好都合な道です。
山を2つ3つ越えて行く、アップダウンの激しい道程なので
ガソリンは激しく消費しますが
香嵐渓の辺りから先、長野県飯田市付近までは
信号がほとんどないため、ストレスなく走れます。
(急激に下りながらカーブしていたりする道もあるので
運転初心者や運転の苦手な女性ドライバーには怖いかもしれませんが)
※ 愛知と長野の境界付近、稲武~治部坂高原あたりは
紅葉のシーズンにオープンカーで走ると最高です。
素晴しい絶景を見ながら走れます。
出発から3時間ほど掛けて、目的地に到着。
「桜撮影ガイド」に載っていた簡単な地図を頼りに走ったのですが
近くまでは比較的簡単に行けたものの、肝心の栖林寺へ通じる道が
どれなのかイマイチ判らず、ちょっと迷ってしまいました。
(ボクはクルマにナビを付けていないので
詳しい地図がない時は自分の勘が頼りです)
結局、「え!? コレ!?」と叫びたくなってしまうような
細い道が正解のルートなのでありました。
お寺の駐車場に入ってみると、
ボクの地元「三河」ナンバーのクルマが先客として
停まっているではありませんか。奇遇だなぁ~。
しかしその後、更なる驚きの巡り合わせが!!
カメラを持ってクルマを降り、桜の木の方へ歩いていくと
先客として来ていた中年男性が2人立っていたんですが、
そのうちの1人が
ボクの名前を呼んで声を掛けてきたんです。
初めて来た長野の山中のお寺でいきなり名前を呼ばれることなど
まったく想定しておらず、一瞬 頭が混乱したまま
声を掛けてきた人の顔をよく見ると、
なんと、安城市在住の叔父さんじゃないですかぁ~!!!
先に停まっていた三河ナンバーのクルマは叔父さんだったのか・・・。
地元の有名スポットで出くわすならまだしも、
長野県の山中の、「知る人ぞ知る」小さなお寺で
親戚にバッタリ会うとは、なんちゅー偶然・・・。
この叔父、寡黙な人なんですが、
若い頃から山が好きでしょっちゅうキャンプに行ったり
750ccのバイクを乗り回したり
オフの時の行動はけっこうアクティブだったりします。
話を聞いたら、このお寺へは桜の写真を撮りに来たんだとか。
最近になってカメラも趣味に加わったそうです。知らんかった・・・。
そんなモノスゴイ偶然に驚きながら、
さて桜は、と言いますと・・・
これがちょっとばかり時期を外してしまったようで
すでに花びらはヨレヨレ、葉っぱも出始めており
そのうえ空模様も思わしくなく、どんよりと曇り空・・・。
どうにも撮りようがなく、諦めて帰りました。
長野県も、南部はすでにけっこう暖かくなっていて
桜のピークも過ぎようとしているんですね・・・。
ボクはてっきり、まだまだ大丈夫かと思っていましたが・・・。
せっかく長野まで来たものの、
とある理由にてそのまま早めに帰宅することに。
そんなわけで、今日はアップできる写真がありません。
なぜそんなに早く帰ることにしたのか、それはまた次回・・・。
春の思い出

全国の幼稚園から小・中・高校、大学まで
おおむね入学式を終えたようですね。
いつもこのブログを訪問してくださっている方々の中にも
この春にお子様が入園・入学を迎えられた方が何人かいらっしゃるようで
それぞれのブログでそれについて触れていらっしゃった方には
できるだけ個別にお祝いコメントをさせていただきましたが
皆様、おめでとうございます。
楽しい学校生活を送れますように。
このブログの中でも何度か書いている通り
ボクは昨年まで写真屋で仕事をしていたんですが
その店では、狭いながらも記念写真が撮れるスタジオのスペースを
設けておりました。
数年前、入園式の記念で、あるお客様の家族写真を
撮らせていただいたのですが
そのときは女のお子様とご両親の3人でご来店されました。
2年後、同じお客様が、今度は入学式の記念写真を撮りたいとのことで
またご来店くださったのですが
なぜかそのときはお子様とお母様、そしてお母様方のご祖父という顔ぶれで
ボクは内心、「お父様はどうしたんだろう。仕事が休めなかったのかな?
それともひょっとして離婚しちゃったのかな・・・?」と思ったのですが
お客様にそんな込み入ったことをお尋ねするわけには勿論いかず、
そのまま撮影を済ませました。
因みにその女のお子様は、幼稚園の2年間ですごく礼儀正しい
良い子に成長していて、自分から「こんにちは!」と挨拶もしてくれました。
その入学写真も無事に仕上がってお渡ししてから数週間後、
お母様が写真台紙を持ってまた来店されました。
しかもその台紙は、お渡ししたばかりの入学写真の方じゃなく
2年前に撮った入園写真の方。
「2年前に撮っていただいたこの写真なんですけど・・・」
・・・何か不都合な点でもあったんだろうか・・・と緊張しましたが、
続けて言われたのは、まったく予想外なことでした。
「主人が亡くなったので、この家族写真から
遺影用の写真をつくって頂きたいんです」
・・・一瞬、頭の中が真っ白になってしまいました。
それで入学写真のときはお父様じゃなくお祖父様が一緒だったのか・・・。
どうお声掛けをしたらいいのか判らないまま
とにかく依頼を引き受け、その入学写真からご主人だけを抜き出して
背景を消し、遺影用の写真をつくったのですが
愛娘の小学校入学も見届けられないまま亡くなった
ご主人の心境を想像してしまったりして、
いたたまれない気持ちになりました。
写真の仕事は、お客様の人生のおめでたい節目の写真を
プリントしたり、場合によっては撮影もさせていただいて
それがお客様の家にずっと残り続ける・・・という
責任重大ではあるけれども基本的に楽しいものなんですが
時としてこういった哀しい依頼も請け負わなくてはなりません。
あれ以来、4月になって入園・入学の風景を目にするたびに
あのとき自分が撮った家族写真が思い浮かびます。
この世で生きている以上、不可抗力の事故や予測不能な突然の病で命を落とす
不運な出来事は誰にでも起こり得るわけですが
お子様をお持ちの方々は、せめて予防できる病気などはしっかり防いで
お子様が大きくなるまで、健康でそばにいてあげられるように
心掛けていただければと思います。
明るく楽しい春の、ちょっと切ない思い出でした。

アナログ写真とデジタル写真
今や人物にしろ風景にしろ、
プロのカメラマンであってもデジタルで撮ることが
アタリマエになっていますが
CD全盛の時代を経てネット配信のシェアも増え続けている今でも
アナログレコードのファンが一部に根強く残っている音楽の世界のように
写真の世界でもフィルムにこだわるユーザーは確実に存在します。
アナログレコードの魅力というと音の“温かみ”とか“柔らかさ”などですが
「写真の世界におけるアナログ」といえるフィルム写真の良さも同様です。
デジタル写真にはない柔らかさ、深みなどがあります。
その違いはどこからくるのか、今日はそれについて書いてみたいと思います。
デジタル写真の画像は、
「ピクセル」という四角形(基本的に正方形)の
規則正しい並びで構成されています。

「ピクセル」とはつまり「画素」のことで
この数が多ければ多いほど高画質ということになるのは
皆さんご存知かと思います。
一方、フィルムの画像はどうなっているかというと
フィルムの表面には乳剤というものが塗られていて
これに光が当たることで画像が写ります。
デジタル画像が規則正しく並んだ四角形の集まりであるのに対して
フィルムの表面はこのようになっています。

ご覧の通り、不規則な粒子の集まりになっています。
実は、この不規則さこそがフィルム写真独特の深みを
生み出していると考えられているんです。
デジカメがまだ一般にはまったく出回っていない頃から
写真屋で仕事をしていたボクの実感として
デジタル写真とフィルム写真では、プリントしたときの色の深みに
ハッキリとした差があります。
プリントの色の深みといってもなかなかイメージが伝わらないかも
しれませんが、もし並べて比べたとしたら
誰の目にもハッキリ判るくらい違います。
ただ、同じフィルムの写真でも
プリンターがアナログ機かデジタル機か、によっても違ってきます。
(この場合のプリンターとは、写真屋の業務用プリンターのこと。
写真屋に設置してあるものでも、
店頭のセルフサービスのプリンターは画質的には問題外)
アナログ機の方が、より柔らかで深みのあるプリントになるんですが
アナログ機ではデジカメプリントができないため
デジカメの普及に対応して、全国の写真屋も次々に
デジタル機への切り替えを余儀なくされました。
そんなわけで、フィルム写真に馴染みの薄い、若いカメラユーザーは
デジタルプリントの写真に何の抵抗も感じていない人が大半だと思いますが
デジカメなど出てくる兆しすらなかった時代からの写真愛好家の中には
デジタル機で出力したプリントの画質に満足できず
かといってアナログ機でプリントしてくれる写真屋も今は無く・・・
ということで
悶々とした日々を過ごしていらっしゃる方もおられるかもしれませんね。
このように、写真のデジタル化は
様々な便利さをもたらしてくれた一方で
それと引き換えに失ったものもあるんです。
(ただし、デジタルプリントならではのシャープな感じを
好む人もいるので、一概にアナログプリントの方が
優れているとは言いきれません)
さらに、写真のデジタル化は
写真屋そのものの存亡も危うくしてしまったんですが、
それはまた近々、別の記事で・・・。
プロのカメラマンであってもデジタルで撮ることが
アタリマエになっていますが
CD全盛の時代を経てネット配信のシェアも増え続けている今でも
アナログレコードのファンが一部に根強く残っている音楽の世界のように
写真の世界でもフィルムにこだわるユーザーは確実に存在します。
アナログレコードの魅力というと音の“温かみ”とか“柔らかさ”などですが
「写真の世界におけるアナログ」といえるフィルム写真の良さも同様です。
デジタル写真にはない柔らかさ、深みなどがあります。
その違いはどこからくるのか、今日はそれについて書いてみたいと思います。
デジタル写真の画像は、
「ピクセル」という四角形(基本的に正方形)の
規則正しい並びで構成されています。

「ピクセル」とはつまり「画素」のことで
この数が多ければ多いほど高画質ということになるのは
皆さんご存知かと思います。
一方、フィルムの画像はどうなっているかというと
フィルムの表面には乳剤というものが塗られていて
これに光が当たることで画像が写ります。
デジタル画像が規則正しく並んだ四角形の集まりであるのに対して
フィルムの表面はこのようになっています。

ご覧の通り、不規則な粒子の集まりになっています。
実は、この不規則さこそがフィルム写真独特の深みを
生み出していると考えられているんです。
デジカメがまだ一般にはまったく出回っていない頃から
写真屋で仕事をしていたボクの実感として
デジタル写真とフィルム写真では、プリントしたときの色の深みに
ハッキリとした差があります。
プリントの色の深みといってもなかなかイメージが伝わらないかも
しれませんが、もし並べて比べたとしたら
誰の目にもハッキリ判るくらい違います。
ただ、同じフィルムの写真でも
プリンターがアナログ機かデジタル機か、によっても違ってきます。
(この場合のプリンターとは、写真屋の業務用プリンターのこと。
写真屋に設置してあるものでも、
店頭のセルフサービスのプリンターは画質的には問題外)
アナログ機の方が、より柔らかで深みのあるプリントになるんですが
アナログ機ではデジカメプリントができないため
デジカメの普及に対応して、全国の写真屋も次々に
デジタル機への切り替えを余儀なくされました。
そんなわけで、フィルム写真に馴染みの薄い、若いカメラユーザーは
デジタルプリントの写真に何の抵抗も感じていない人が大半だと思いますが
デジカメなど出てくる兆しすらなかった時代からの写真愛好家の中には
デジタル機で出力したプリントの画質に満足できず
かといってアナログ機でプリントしてくれる写真屋も今は無く・・・
ということで
悶々とした日々を過ごしていらっしゃる方もおられるかもしれませんね。
このように、写真のデジタル化は
様々な便利さをもたらしてくれた一方で
それと引き換えに失ったものもあるんです。
(ただし、デジタルプリントならではのシャープな感じを
好む人もいるので、一概にアナログプリントの方が
優れているとは言いきれません)
さらに、写真のデジタル化は
写真屋そのものの存亡も危うくしてしまったんですが、
それはまた近々、別の記事で・・・。