米子市の伯耆古代の丘公園 | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

 

 

これは島根半島の先っちょ、美保関から見た対岸の風景である。

 

 

奥のスキー場のある山は大山。

 

 

手前の一段と低い山は高麗山である。

 

 

この山の左側の麓に古代の遺跡が固まっている場所がある。

 

 

 

 

はんたいがわからみたこうけいであるが、手前の淀江町は今はなんてことはない田園風景だ。

 

 

先ほどの美保関は向こうの島根半島の右端である。

 

 

 

 

ここは全国的な知名度はそうあるわけではないが、この周辺での遺跡の発掘では、なんと氷河時代の旧石器時代から始まっている。そして新石器時代である縄文時代、青銅器、鉄器時代の弥生時代、そして古墳、飛鳥、白鳳、そして奈良時代にいたるまで各時代のものが多く出土している。

 

 

つまり人間の生存に適した場所だったのだろう。

 

 

米子市の中にこうした遺跡があることは知っており、小学校の遠足でも行った記憶がある。

 

 

今では単なる前方後円墳だけではなく、上淀廃寺、古代住居跡、むぎばんだ遺跡、向山古墳群など古代物のオンパレードである。

 

 

ただし自分は今まではあまり興味がなかったので、この公園の中にある日帰り入浴施設とまた付近にある大山から染み出る天然水の天の真名井に水汲みにしかいったことはない。

 

 

ちなみに最近のニュースにあった全国のおいしい水コンクールで鳥取県は1位になった。

 

 

それはたぶんこの水のことを言っていると思う。

 

 

またサントリー奥大山天然水もある。

 

 

 

 

弥生時代の住居。

 

 

柱の構造の具合は、世界遺産である青森県の三内丸山遺跡に似ている。

 

 

 

 

隣の丘にはいくつかの墓がある。

 

 

向山古墳群である。

 

 

ここも公園の中である。

 

 

 

 

典型的な墓の入口である。

 

 

奈良県飛鳥地方の古墳のように観光資源として整備されているとは言えない。

 

 

 

 

出土物をまとめた博物館もあるが、まだここに入っていない。

 

 

 

 

自分がここで見たのはほんの一部で、上淀廃寺跡、近くのむぎばんだ住居跡にはまだ行ってはいない。

 

 

これからの課題だ。

 

 

今までは風呂と水汲みが主だったので、今後これらの遺跡に行ってみたい。

 

 

何しろ旧石器時代から奈良時代、場合によっては平安時代までの遺跡が固まってあるのだからこれには驚く。