9月24日東京代々木公園であったインドフェスティバルに行った。
このNHK横の代々木公園はこうした様々な国のフェスティバルが行われている。
最大のものは5月にあるタイフェスティバルであるが、その他にも自分がいったことのあるものの中ではベトナム、カンボジア、台湾、ブラジル、スペインなどがある。
このインドフェスもタイフェスに続き規模も大きい。
でも中にはテントが数軒だったという国もある。
自分はこの各国フェスに行くことが半ば趣味みたいになっている。
こうしたフェスの出店は大体都内とその近郊のその国の料理店からの出店ということになっている。
料理店が目立つが、物産展、観光展も同時に行われている。
インドの女性衣装のサリーは昔から紹介されていたが、色が鮮やかなことで室内の装飾品としても人気がある。
ただ男性衣装となるとインドのモディ首相が常に来ている白物衣装、白い布の僧服やシーク教徒のターバンはどう見てもあまり人気がありそうでない。
先日バンコクへ行ったとき、バイヨークスカイホテルの朝食バイキングで出たチャイが気に入ったので、ここではまず最初に探してみた。
インドのアッサム地方やヒマラヤ山麓、スリランカはお茶の産地である。
お茶の木は1種類で日本も中国もインドもどこも同じである。
その後の焙煎工程が違うだけである。
インド産の各種の茶が並んでいる。
これは多分高級茶だろう。値段も高い。
インドのお茶の飲み方といえばチャイ。
いわゆるミルクティーのことである。
かつてインドの庶民はあまりおいしいとは言えない茶を飲むしかなかったので、これを牛乳で割って苦味などを緩和していた。
高級なものはイギリスへ輸出されていた。今でも日本に来ているダージリンティーはある程度高級なものだろう。
そしてチャイには香りづけのため香辛料が加味された。
この香辛料もここで一緒に売っている。
ここのテント出店の中にチャイ専門店もあった。
マサラチャイとは要するにスパイスティーである。
300円で1杯買ってみた。
見た目の色はどのチャイも大体同じである。
牛乳紅茶である。
しかし飲んでみるとちょっと違う。
普通の牛乳割紅茶は要するに牛乳と紅茶のかけ合わせで、かなりあっさりとしている。
足して二で割ったような感じだ。
だがここにスパイスが付け加えてあると味はかなり違ってくる。
コクが深くなる。インドの異国の感じがする。
その前にこの斜視をとった場所は下水管の網のふたの上だが、水平を画するためここでしか取れなかった。
座席などはいっぱいであった。
しかしこのお茶はバイヨークスカイホテルのチャイほどスパイス味が濃くなかった。
これは日本の店なので日本人向けに調整してあるのかもしれない。
さらに別の日に都内のインド料理店でチャイをたのんだ。
これはさらに淡口だった。
店によっても国によってもいろいろな味のチャイがあることが分かった。
かつてシンガポールのインド人街で飲んだビニール袋入りのチャイも結構よかった。
やはりこれはインドに行って露天などで安いチャイを飲まないと本格的なものは飲めないとわかった。