ホアヒンにはナイトマーケットがある。
とはいってもタイは言うに及ばず、東南アジアにはどこにでもある。
いや熱帯地方にはどこにでもあるだろう。
ホテルから10分くらい歩いた床にホアヒンのナイトマーケットがあったので、今宵はそこに行ってみた。
夜の屋台には人通りが多い。
飲食ばかりでなく、衣料品や日用品もある。
日本のお祭りと同じようなものだ。
通りがかりにあったものがたこ焼き。
これはイイダコ一匹をまるまる使用しており、これぞ本格的なたこ焼きだ。
海鮮物もおなじみのものが並んでいる。
大体エビ、イカ、貝だ。カニと魚はあまりない。
エビの種類は多いが、どんなものも同じような食感の気がする。
でもこれは値段が高かったのでやめた。
ある店に落ち着きメニューを見ながら注文したのが、まずはムール貝。
このムール貝(ムラサキイガイ)は世界中どこにでもおり、値段も結構安い。
フランス料理にあるが、日本では何故かあまり料理として採用されていない。
自分もどれを注文してよいか困ったときは、値段が安いので、よくムール貝の蒸し物を注文する。
これは原型をあまりとどめないが、エビとイカの揚げ物だろう。
これに甘辛の二種類のソースがついて出てきた。
タイではかなりの物価高を感じたが、高いのは外国由来のもので、こうした国内ものはそんなに値段は上がっていなかった。
この二つで多分150バーツ、700円くらいだっただろう。
コロナ前の為替レートなら500円以下だ。
未だ安くお得なものが果物。
35バーツは150円くらい。
ココナツも同じだ。
やはり果物は地元が産地なので、輸入ものに対し、そんなに値段は上がっていない。
そしてこの隣の屋台であるものを見かけた。
これはカニャオマムアン。
もち米のココナツミルク炊きである。
タイの粘り気の内ぱさぱさもち米にほんのりと甘い味がつけられ、とても米とは思えないしっかりとした歯ごたえのあるスイーツ類である。
色が付けられたものもある。
なおマンゴーはつきもののようだ。
でもこれは一般に屋台ではあまり売られていないらしく、見かけたのは今回が初めてである。
おまけにこれも値段が安く50バーツくらいだったと思う。
今回体で食べたものではこれは一番良かった。
次回からはこれを売っている屋台を探すだろう。
多分果物売り場か。
なおカルディではこれの冷凍ものを360円で売っているそうだ。
なおさらに中華式広東風のおかゆも食べているので、だいぶカロリーと炭水化物はたまった。