バンコクからホアヒンまではバスターミナルから普通の長距離バスもあるが、空港からも出ているので、いったん空港へ戻り、そのバスに乗ることにした。
バイヨークスカイホテルは空港行きのスカイトレインの駅に近いので、この点でも便利である。
空港の一階にバスターミナルがあった。
ここからはこのホアヒンとパタヤ行きのバスが出ている。
タイのビーチリゾートとして名高いパタヤのほうが圧倒的に便数も多い。
このスワンナブーム国際空港はバンコク中心街からパタヤビーチへ行く丁度途中に位置している。
つまり空港に到着したら、バンコクのスクムビット大通り(国道3号線)のエッカマイにあるバスセンターまで行かなくても、空港から直通で行けるということである。
このバスはトイレ付きの横3列シートなので助かる。
ホアヒンまで3時間30分、値段は1500円くらいだったか。
こうした公共交通は日本に比べればまだまだ安い。
スワンナブーム国際空港用地のわきを通る。
駐機しているのは4期のエアバスA380機。この機体はエアバス社が鳴り物入りで発売したが、大きすぎてあまり需要がなく、今はもう生産を終了している。
日本ではANAが3機だけ買ってハワイ線に投入したが、その直後にコロナ期間になり、3年間どこかの空港で遊んでいた。
今は就航しているようだ。
タイでもここでおとなしく駐機しているといことは今は運用していないということか。
コロナ期間中に成田空港や千歳空港に大量の機体が駐機していたことを思い出させる。
タイの国土は北部方面はものすごい平原だが、南部も見渡す限り平原で低い山さえも見かけない。
ただところどころに岩山はある。
どこに行ってもあまり変わり映えしない風景だ。
やはりよい景色には山や湖、そして海は必要だ。
ホアヒン手前のバスターミナルにつくとホテルまでの送迎バスに乗り換える。
予約していたのはホアヒンハイシアホテルである。
これも8000円くらいであったか。
ただし朝食付きである。
それを抜けば多分6500円くらい。
まあだいたい合格といったところか。
ただし隣は学校。
学校は日本でも昔から騒音公害の出元だ。
一瞬これはまずいと思った。
でも夜は音は出ないし、明日と明後日は土日の休日だ。
まず大丈夫だろうと思った。
バイヨークスカイホテルもそうだったが、今はネット、WIFI環境の整備は目覚ましい。
ストレスを感じないほど良い速度で、日本にいる時と同様にインターネットを楽しむことができる。
ユーチューブのチャンネルの合間に挟むコマーシャルはタイのものだったということが新発見だった。
アマゾン商品の宣伝をタイ語で行っていた。
これで大体の暇つぶしはできる。
ホテルのすぐ近くに屋台街があった。
これはタイのみならず東南アジアではおなじみのフード屋台。暑い国では外食が多く、こうした屋台が発達する。
今ではここからのデリバリーもやっているようだ。
ここは道路上だが、営業が終わると全く普通の道路になる。
屋台は近くの置き場に持っていくそうだ。