ベトジェットでタイに行く | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

今までの最後の海外旅行は2019年10月のスペイン。

 

 

その直後のコロナウイルスの流行で、海外旅行そのものがおじゃんとなってしまった。

 

 

その後の我慢の4年近くを経て、とうとう今回再開に踏み切った。

 

 

行きたい場所はいろいろとあったが、どこもかしこも帯に短し、たすきに長しの状態でああった。

 

 

まずは遠方のヨーロッパ方面はまだまだ航空運賃が高い。

 

 

これは多分ウクライナ戦争のせいだ。ロシア上空が通れない。

 

 

アメリカ方面は円安の結果の異常な物価高。

 

 

では身近なアジアはというと中国方面は政治的問題により、今は行かないほうがよい。

 

 

というと東南アジア方面となる。

 

 

今回選んだのは今まで何回も渡航経験のあるタイ。

 

 

これが一番合理的だと思った。

 

 

韓国、台湾、シンガポールなども適切だ。

 

 

そして次に航空券であるが、これは調べてみると、値段の安い航空会社も販売会社もコロナ前とは一変していた。

 

 

かつてタイには、行き始めの80年代、90年代には時間帯の問題点はあったがよく利用したのが、アメリカのノースウエスト航空バンコク直通便(今はデルタ航空)。

 

 

往復5万円くらいで行けた。

 

 

2000年代になると中華航空(チャイナエアーライン台北乗り換え便)、それにキャセイ航空香港乗り換え、2010年代には中国国際航空(エアーチャイナ)北京乗り換え、ベトナム航空(ハノイ乗り換え便)。

 

 

これらがその時代に最も安いフライト便であった。

 

 

また乗り換え便は機内食が二回出るのでこれも楽しみだ。

 

 

そしてここにきてそれらに割って入って勢力を伸ばしたのが、東南アジアLCCであった。

 

 

またチケットは主にHISで買っていたが、このところトリップドットコムという会社に勢いがあるようだ。

 

 

このサイトでは一番やすのがベトナムのLCCであるベトジェット、タイのエアーアジアXなどが格安上位に並んでいる。

 

 

ベトジェットは成田9時30分発、ハノイで2時間乗り換えまちで、夕刻にはバンコクにつく。

 

 

値段は2万円くらいだ。

 

 

燃油サーチャージも加えてのこの値段だから格安に違いない。

 

 

フルキャリアのタイ航空だと4万円くらいはする。

 

 

東京から成田までは、今はスカイライナーが早くなったので、日暮里駅で7時前後の便に乗れば余裕をもって空港に着くことができる。

 

 

かつてはこれ以前の時間帯には各駅停車しかなかった。

 

 

5時に乗らないと9時発の便には間に合わない。

 

 

 

 

成田空港の朝便には東南アジア方面への便が目白押しで並んでいる。

 

 

ここは第二ターミナルなので、第一ターミナルの北、南ウイングにはフルキャリア便が並んでいるだろう。

 

 

出国手続きのところで以前とは変わったところがあった。

 

 

出国手続きのスタンプがなく、機械にパスポートと、指紋を当てる自動化ゲートに代わっていた。

 

 

あまり並ばなくてよくなった。

 

 

 

 

第二ターミナルのもう一つ外側の建物に行くのに、電車のようなものはなく、歩道を歩いた。

 

 

乗り物はどうなったのだろう。

 

 

 

 

ベトジェットの機体塗装はエアーアジアと似ている。

 

 

思わず間違えそうだ。

 

 

また航空会社のロゴも似ている。

 

 

両方とも赤が基調だ。

 

 

この機体はホーチミン(サイゴン)行きで、300人以上は乗れるエアバス330。

 

 

この会社は今大拡張しており、新型のエアバス350を大量注文しているそうだ。

 

 

しかし乗るのはこれではない。

 

 

 

 

もう一回り小型の320だが、しかしこれは胴体延長型の321型機だ。

 

 

これも新しく200人は乗れる。

 

 

LCCだから230人くらいは詰め込むだろう。

 

 

 

 

有料の座席指定がいつも一番後ろの方なので、搭乗は早い。

 

 

なおADの制服はチェック模様のショートパンツであったのが目新しい。

 

 

 

 

定刻出発でお決まりの九十九里海岸片貝漁港上空を飛ぶ。

 

 

このまま太平洋に出るかと思っていたら旋回上昇でまた空港上空へ帰ってきた。

 

 

これは多分西方面行きの国内線ルートに乗って、長崎上空から上海に向けていくコースだ。

 

 

しかしこののちは雲の中に入ってしまい、全く景色は見えない。

 

 

ただその後に五島列島らしきものがちらっと見えた。

 

 

それから1時間後には上海上空に達したらしく。

 

 

これも雲の合間から上海市西部の無数の小さい運河(クリーク)と溜池が見え、さらに大きくて円形の無錫、や蘇州などの町のある太湖が見えた。

 

 

その後はまた雲の中。

 

 

せっかくとった有料の窓側座席が台無しだった。

 

 

それから二時間後には山間開けた土地に小さい集落の散在する広西チワン族自治区からベトナムの上空に入る。

 

 

 

 

ハノイ空港に着陸態勢に入ると、朱色の住宅が密集する中に屋根にHONNDAと書かれた大きな工場が見えた。

 

 

その向こうの工場にはTOYOTAと書いてあった。

 

 

今こうした工場は中国からベトナム、インドへの移転を急いでいる。

 

 

これがそうしたものだろう。

 

 

ベトナム人はベトナム戦争でアメリカに負けず、1979年の中越戦争でも中国を退けたくらいだから、それなりに優秀で粘り強いところがある。

 

 

工場進出地として適切だろう。

 

 

ハノイの空港は日本の開発援助によってつくられた。

 

 

しかし大きいがまだ派手さはなく、止まっている飛行機もこのベトジェットにベトナム航空、それにこれも新形態のフルキャリアであるバンブー航空の機体が目立った。

 

 

ここはまだまだこれからだろう。

 

 

観光目的なら南部にサイゴンのタンソニュット空港があり、こちらの方が多いだろう。