ベトジェットでのバンコク行きは、ハノイのノイバイ国際空港で2時間くらいの乗り換えまちが必要だ。
だがそんなに大きな空港ではないので、1回だけ手荷物の保安検査をしただけでそのまま次の出発ゲートに移動することができる。
台北の桃園空港や北京の首都空港(今は新しい空港に代わっている)のようにトランスファーだけなのにあちこちを歩きまわされるようなことはない。
さてここの空港は関西国際空港のように横に長くなっているので、見通しなどはよい。
そこで待合ロビーに並ぶのは、飲食店、土産物店、ブランド店などだ。
昼食でも食べようと思うが、やはりメニューとして目立つのは、フォーとバインミー。
麺好きの自分としてやはり本場のフォーが食べたい。
スープとトッピングの違いにより各種あるようだ。
値段は結構高くて10ドルに近い。
実は5年前にもここで食べたことがあったが、おいしかったとはいえ値段は高かった。
空港の中なので高いとは思っていたが、今は想像以上に高かった。
成田空港で10000円だけドルに交換していたので、その中から支払った。
左のフルトッピング物は14ドル(2000円)と出ている。
注文したのは鶏スープの基本メニューもので1000円くらいだった。
最近何回か行ったことのある池袋サンシャイン通りにあるフォー専門店『フォーティントーキョー』より値段は少し高いが、見かけは同じ。
ハノイの街中での屋台などで食べれば、激安だろう。空港内だから仕方がない。
もやしにレモン、そしてバジルの葉が付け合わせとして置いてある。
フォーは少なくと辛くはなく、塩辛くもなく、特に何かの癖があるわけでもなく、スープの味は全く中庸だ。
麺は米から作った麺だが、すべすべしていて飲み込みやすい。
うどんやラーメンのようなかたさやコシの調整はないみたいだ。
バジルが目立っているが、これには軽いスパイス味があるが、そんなに苦くはなく、このままでも食べられる。
これは日本人にも非常になじみやすい。
ベトナム料理といえば今の日本にはこのフォーとサンドイッチであるバインミーが紹介されているが、この両方とも口に合うものである。
他に春巻きもある。
だがこれだけではないので、街に出ればもっといろいろとあるだろう。
バンコク行きもエアバスA321だった。
遠くには青い塗装のベトナム航空機が駐機していた。
これでも同じルートでバンコクにも行ける。
ただし値段が少し高い。
フルサービスキャリアなので2回の機内食は出る。
前に乗ったときハノイとバンコクの間でも出たので驚いた。
LCCのベトジェットは基本は出ないが、メニューから注文すれば大体1000円くらいでバジルライスとかバインミーみたいなものはある。
ビールはベトナムの有名な333(バーバーバー)は500円だった。
バンコクまでは1時間半くらい。
スワンナブーム国際空港にすぐについた。