今週、古書店「まんだらけ」で万引き犯の顔写真が
公開されるかどうかが話題になった。
商品の返却がなかったらしいが、顔写真の公開は取りやめになった。
警視庁の要望だそうで、捜査に支障をきたすらしい。
公開して情報提供を求めたほうが、速やかに解決しそうなものだが。。。
公開に関しては物議をかもしていた。
あるテレビ番組の調査では、公開賛成が約70%、反対が約30%だった。
色々と理由はあるが、私は賛成派。万引きは立派な犯罪である。
反対派の意見としては、名誉毀損だとか脅迫の恐れがあるだとか。。。
犯罪を犯しておいて、名誉毀損とは、甚だおかしい。
指名手配写真やテレビのニュースなども名誉毀損に当たるのだろうか?
そんなことはない。
脅迫にしても、慰謝料を求めているわけでもなく、
単に商品の返却を促しているだけである。
犯罪の事実を忘れて、権利だけを考えるからおかしな意見が出てくる。
権利を主張するからには、義務(責務)を果たさなければならない。
今回の件に限らず、社会生活全般、家庭や職場でも言えることである。
職場でも文句ばっかり言っていて行動しない人は煙たがられる。
文句を言いながらも、行動している人は信用される。
権利を主張するには、まず義務(責務)を果たす。これが大事である。