菅首相や政府の震災対応を見ていると、リーダーシップの取り方や
仕事の進め方について非常に勉強させられる。
今回の震災対応ついて、なんと約20の会議、検討チームがある。
また、原発対応にしても、「様子を見ている」「経過を見守っている」などの
言葉を耳にすることが多い。
「検討している」「考えている」というのは、実は何もしていないに等しい。
行動に移して、初めて「検討している」「考えている」というのが生きてくる。
しかし、菅内閣を、見ていると、その行動がない。百歩譲ってその行動がよく見えない。
対応が遅いと言う声が多いのも当然である。
我々も会社において、仕事が進んでいないときに
「まだ、検討中です。」「まだ、考えています。」と逃げたことはないだろうか。
そう答えた時は、一刻も早く行動に移すときである。
行動すれば、良かれ悪かれ何らかの結果は出る。
結果が出れば次には進める。
熟考と時間稼ぎは全く違うものである。