車を運転しているとブレーキに気を付けるようになります。
なかなか自分では交換なんてしないようなこの部分。
ちょっと仕事が変わって毎日80キロほどの通勤になったのでブレーキの利きというのが気になってきます。
さすがに利きがかなり怪しくなってきたのでおお慌てでブレーキパッドを通販で手に入れ、本日の交換となりました。
車屋さんにお願いしても良かったのですが、自分のワーゲンってのはいじって楽しむという昔の車が趣味な人の行為を今でもできる貴重な車。なので初めてのブレーキパッド交換をしてみました。
さて、作業のテキストはこれですね。
車を買ってすぐに探しましたよ。売り切れ状態な所が多くて。
これは買うべき本ですよ。日本語版がなかったら英語版買おうと思った程です。
先ずはタイヤを外して、リジットラックで固定。
外したタイヤは車の下に置きましょう。
これほんと大事なことです。
特に車載のジャッキ使用の際は。
安定感無いのです。ふとした事で倒れてしまいました。
タイヤを下に置いていたお陰で別のジャッキで持ち上げて作業を続けることができましたよ。
ガレージ無いとこんな砂利庭での作業。不安定要素いっぱい。
ジャッキは曲がりました。まぁ、前に廃車する際に取っていたジャッキですから曲がってしまっても無理矢理曲げ直して使う。
ブレーキパッドを止めているピンをポンチで叩いて外し新しいものと交換です。
左側から交換です。
乗っていてなんか軋む音が聞こえていたので確認したかったのです。
2本のピンで止められています。
古いのだと1本とかもある様ですね。
パッドは簡単には外れませんでした。
写真の右側から外そうとしたのですが、結構固くてドライバーで隙間を広げてバールでさらに広げ外せましたよ。
やばかったです。
左側のパッド、無くなりかけてました。
外側のディスクに当たる方ですね。
パッド交換の際に片方づつピストンの押し戻しです。
戻したら新しいパッドを取り付けてピンを打ち込んで完了。
と言う作業を両方します。
右側。
ピンを外して奥側は簡単に外れたのですが、手前側は外れず。
ピストンを押し戻した際に隙間が無くなったのか全く動かないのです。
仕方がないので、ドライバーを差し込んでピストンを押し戻しながら隙間を広げるしかないと。
大変でした。
かなり時間がかかりました。
ピストンの押し戻しがなかなかうまくいかず、隙間も広がらない。
でも、やっていればなんとかなるのです。
外せましたよ。
やっぱり外側のディスクに当たる方が無いです。
危ない状態で走っていたのですね。
ブレーキってなかなか点検しませんよね。
感覚的に何か違うと気がつかなかったらダメにしてしまいます。
軋む音だったり、ブレーキ踏んだ時の制動感覚だったり。
今回は両方あったので変えようと考えたのは正解でした。
無事交換して、タイヤを取り付けました。
て、最後に大事な作業があります。
ブレーキを3、4回踏み込みます。
押し戻したピストンがちゃんと働く様にする作業です。
一回目はなんの抵抗もなく最後まで踏み込め、2回3回めは抵抗のあるいつものようになりました。
これで完了。
後は車を少し動かしてちゃんと効くか確認。
お昼から始めて5時半くらいまでかかりました。
日差しの暑い中の作業はきついですね。
日陰が有ればまた違ったかもしれません。