いちごグループのみんな、またね | いおりくんの色えんぴつ

いおりくんの色えんぴつ

いおりは2012年生まれのダウン症の男の子。福岡市在住。
ダウン症についてたくさんの人に知っていただきたいと
思いブログをつくりました。

 今日は福岡市の療育施設あゆみ学園の0歳児の集まり、
いちごグループの最後の日でした。
 思い返せば、4月の最初の日は、いおりはようやく首がすわり
寝返りができるようになった頃でした。

 来年度は、いおりを含めて他の療育施設に通うことになるお友達も多く、
今日でみんなで集まるのは今日が最後。

 当時はみんなまだ小さかったけど、1年たった今日、
もう一人で歩けるようになって活発に歩いているKちゃん、
歌に合わせてニコニコしながら両手をぱちぱち打ち合わせているYくん、
ハイハイが上手になり、首をかしげるかわいい仕草でお友達に語りかけるTちゃん。
いおりくんも、ほふく前進が速くできるようになりました。
感情もいろいろ出てきて、今日は途中で突然泣き出したりもしました。


いちごグループのお友だちと
お友だちと並んで仲良く遊んでいます。かわいいニコニコ


 1年間で計16回のお集まりがありましたが、おかげさまで
いおりは全部出席することができました


いちごグループの出席表


全部出席しました

 1年前はダウン症のお友達もまったくおらず、親としても、ダウン症のことを
よく知らず、子どもの育て方についてもたくさんの不安がありました。
 しかし、あゆみ学園のいちごグループの吉村先生、藤田先生、リハビリを
担当していただいている奥田先生をはじめ、諸先生方のご指導と温かいご支援を
いただき、いおりはすくすくと順調に育つことができました。
本当によい環境で療育を受けさせていただくことができ、心から感謝しています。

 また、いちごグループでいっしょになったお母さんがたとも、いろんな話をしたり、
一緒に親子遊びをしました。おなじ環境にいる仲間がたくんさんいるんだと
思うととても心強かったです。
 それに、何と言っても子どもたちがみんな可愛いことと言ったら。
こどもたちの笑顔に心癒される日々でした。


 同じダウン症の子どもでも、やっぱりみんなお母さんの面影があって
親子だとすぐわかるし、みんなそれぞれ個性がある。
ダウン症というのはその子が持っているたくさんの特徴のたったひとつに
過ぎないわけで、ダウン症の子としてわが子を見るのではなく、
(まあダウン症の特質も知っておく必要はありますが)、
基本的に世界にひとりだけしかいない「いおりくん」だということを
意識して、子育てをしていくことが大切だと思いました。


 とても楽しくて実りのあるいちごグループでの1年間でした。
なかなかお会いできなくなる方もいらっしゃいますが、みなさん、
どうもありがとうございました。またいつか会える日を楽しみにしています。
その日までお元気で。


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