【2011-06-20(月)③】
※ 前以て パートⅠ を読んでからをお勧め致します。
貴方が正しい死体の第一発見者になる為には
第1章 死体の第一発見者になる前に
現在一般の日本人平均の年間死体の第一発見者率は0,05%を越えようとしている、つまり2,000人に1人は何等かの機会に死体の第一発見者になってしまうという計算である。
一般のと言うからには医療関係者や警察関係者や救急関係者等の比較的死というものに縁がある職業に従事している人が含まれてはいないということは勿論である。
この数値を多いと受け止めるか少ないと受け止めるかはご本人の気持ち次第であるが、間違いなくその役割は降って湧いたようにやって来るのだという可能性は捨て切れないだろう。
ましてや最近では、その可能性がゼロと言ってもいい程の年代7歳以下と68歳以上を除けば、国民は一生のうちには一度多い人は二度も死体の第一発見者になってしまうという統計も出ているのである。
言い換えれば、平均的日本人は生まれるのも一度死ぬのも一度、そして死体の第一発見者になるのも一度という方程式が成り立ってしまうということなのである。
それなのに当局は今迄何の広報活動もして来なかったし、況んや何等かの公共機関で啓蒙の為に講習会を開催しているなんてことは聞いたこともないのである。
自分達がこのような状況下に置かれているのだということが理解できたとするならば、死体の第一発見者になってしまった場合の心構えというものは、一人々々が自発的に常日頃から自分の身に付けておかなければならないものなのだと充分ご承知戴けたのではないかと思う次第なのである。
心構えとして一番大事なのはできるだけ死体の第一発見者になんぞならないようにするということなのである、いいに決まってるそんな者なんぞにならない方が、それならどうすれば良いのか、簡単なことである。
死体の第一発見者になってしまいそうな場所には近付かない、そしてなってしまいそうな時間帯には外に出歩かずに家でじっとしているということである。
死体を発見してしまいそうな時間帯に死体を発見してしまいそうな場所に近付かない、先ず第一にこの二つのことを実践するよう強くお勧めする。
そうすれば自分自身の死体との遭遇率を限りなくゼロに近くなる程に下げることができるし、若しかしたら一生涯死体の第一発見者なんぞにならないで安穏な人生を送ることができるのだと断言していいようにも思えるのである。
何も考えずに好き勝手な時間に好き勝手な場所へなんか行くから死体なんてもんに出っ喰わす破目になるのである。
一生を通じ金輪際死体の第一発見者になんぞにはなりたくないと思っている人にはこの二つのことを厳に戒めるようにと御忠告致す所存なのである。
ではその時間帯と場所とはと当然知りたくなる筈である、そう、それさえ覚えておけば鬼に金棒弁慶に薙刀虎に翼なんである。
時間帯として危険なのは二つに分れ、一つは夜9時から翌る午前2時迄と一つは早朝5時30分から7時30分迄の時間帯であると立証されている、何故かと言えばあれに関する緊急通報は殆どこの二つの時間帯に集中しているからである。
ここで問題となるのは二つの時間帯の狭間である午前2時から早朝5時30分までをどう考えるかであるが、危険な時間帯から外れているからといって態々その時間に出歩こうなんて思わない方が賢明である。
何故ならばその時間帯は一種のエアポケット状態に過ぎず唯単に通報数が少なかったというだけのことで危険度自体は何等変わらないからである。
結論としては夜9時から翌朝7時30分までの時間帯は必要でない限りは極力出歩かないという至極当たり前のことだった訳である。
場所の方はと言うと先ず考えられるのは滅多に人の行かない場所が圧倒的に危険である、そしても一つ見逃してならないのは昼間は人の存在を認めるのだが暗くなってしまってから明るくなる迄は人気の絶えてしまう場所なのである。
前者の代表的な例として河川敷周辺、海岸周辺、森林内部、山岳部等や工場跡地、廃墟建物、廃棄物処理関連施設等が上げられる。
後者の代表的な例としては公園、駐車場、学校会社内等や病院周辺、マンション周辺や繁華街の裏通り、線路沿い、抜け道裏道等が上げられる。
以上の時間帯と場所とに合点がいく例として上げておくが、新聞やラジオ・テレビのニュース等で見聞きする通り、死体を最初に発見するような連中というのは夜釣りに出掛けたり、登山に行ったり、いかがわしい場所に好んで行ったり、健康の為等と称して夜間や早朝のジョギングをしたりする人達なのである。
そして特別に分類せざるを得ない例として何かの為に人気のない所へ入り込む必要に迫られた二人なんてのを加えたとしても既にパターン化されているのである。
諄いようだが死体の第一発見者なんぞになりたくないとお思いの賢明なる読者諸君には先ずはしっかりと危険な時間帯と場所からは極力身を遠ざけておくようにするということが肝要なのだと言っておきたいのである。
がしかしそれでも避けられない場合というものはあるものなので、愈々次からは具体的に死体の第一発見者をしなければならなくなった場合の心構えを順次記すことにする。
※ 以下 正しい死体の発見の仕方 パートⅢ に続く、但し掲載日は未定です。